大津市市民活動センターセンター長 浅野智子様から応援メッセージをいただきました!
2021/7/7 23:58

現在「子ども」は、国際的にもまた国内法においても年齢(およそ18歳以下)によって定義されています。
しかし歴史的に見ると、私たちが今使っているような「子ども」は近代以降に誕生したものです。
中世においては、7歳くらいになると「(現在の)子ども」は「小さい大人」として働きに出て、地域社会の一員でした。それは身分制はありながらも、その社会の中で彼ら「小さい大人」が生きていく力をつけていく過程でした。
トライアンフは、いわゆる「学歴養成」ではなく、「小さい大人」が現代社会において自らの居場所を開拓していく創造的な学びを励ます場です。
「近代教育」が、権威の下に人々を動員し悲惨な歴史に加担してきたことは実証済みです。
トライアンフ。
その模索が、権力にとらわれず、身近な、そして遠い国の隣人とよりよい関係を切り結んでいく芽になると確信しています。
NPO法人HCCグループ理事長、大津市市民活動センターセンター長
浅野智子
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浅野様
いつも大変お世話になっております。
市民活動センターという場所をお借りしてのカフェ アンビシャスの出店について、はじめてお声をかけていただいた時からそろそろ1年が経とうとしています。
はじめはうまくいくか、おっかなびっくりでしたが、カフェのお仕事をやってみたいという子どもたちがドンドンと増え、当初は思っていなかったほど広がりを見せています。
不登校の数は増えてはいるというものの、それでもやはりマイノリティーであり、自信を失い気味の子どもたちにとって、とてもやりがいがある本格的な仕事ができ、また、お客様の視線もあたたかという、最高の場所をお借りできて、感謝の気持ちでいっぱいです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
一般社団法人異才ネットワーク
代表理事 谷川 知
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