【おおさかねこ倶楽部】過去に150匹以上のTNRを個人で行ったボランティアさん
2021/5/28 16:15
今日は、おおさかねこ倶楽部のボランティアさんであるYさんからのメッセージを紹介したいと思います。
Yさん
↑Yさん↑
幼少期から犬が大好きで初めて親に買ってもらった以降は、常に犬と一緒の生活でした。
愛犬を散歩させていた公園にも猫は沢山いましたが、猫は景色の一部にしか過ぎませんでした。
ある時、手が届く場所に猫が寝転んでいて、逃げること無く触らせてくれたのがきっかけで、その後、猫に目がいく様になりました。
公園で給餌をされていた方に色々と話を聞き、外で生きるしか無い猫達の虐待を含めた環境の厳しさを知り、2010年に給餌をしていた数名で会費制のTNRサークルを立ち上げ、無我夢中で取り組みました。
10年前に公園内にいた約150匹程の猫は、現在25匹程です。
全ての外猫を保護する事は不可能です。
ですが、殺処分しなくとも、TNRすれば一代限りの命を、短いながらも全う出来ます。
地道な活動ではありますが、これ以上不幸な外猫を増やさない近道は、やはりTNRだと信じて『野良猫のいない街づくり』を目指す『おおさかねこ倶楽部』に参加しています。
「可能なら全ての猫たちを保護したい…」
そう思うことは多々あります。
しかし、現実的な問題として今はTNRを率先して行うことで、のら猫のいない街づくりを目指すしか方法がありません。
↑外で暮らす猫たち↑
それでも、少しずつかもしれませんが、着実に成果は出ていると思っております。
私達が活動している堺市、そして大阪、日本全国において、殺処分がなくなることを願い、TNRを含め、保護活動を進めていきます。
おおさかねこ倶楽部
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