命を引き受けるということ
2021/3/10 09:14
分娩台で涙するわたしに、助産師さんにかけられた言葉が衝撃的すぎた。(https://syncable.biz/campaign/1538/reports/2190)同時に、世の中の母親像のデフォルトはコレなんだと身体で理解した。
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妊娠判定を受けた新宿区の産婦人科は、診察前に書く問診票のなかに、妊娠をしていたら、産みたいですか?産みたくないですか? いずれかにマルをつける箇所があった。
そして、母に妊娠したことを電話で報告した時も「で?どうするの?」って聞かれた。
妊娠しても「産まない」という選択肢があるということに「ハッ」とした。
もちろん知識としては知ってはいたけど、自分がそれを選ぶ立場になるとは思いもしなかったし、妊娠するようなことをしているのだから、そりゃ産むのは当然でしょう!?ぐらいにおもっていたから、正直驚きました。
だけど、当時は結婚もしてなくて、お金もなくて、保険料も払えず保険証も長らく持っていなかったし、お風呂もないアパートに住んでいたし、舞台をやりたくて東京にでてきて、ようやく初めてステージに立てるかもしれないというタイミングだった。
あとでいろんな後悔がでてくるかもしれないけど、命には代えられない。この命を失うほうが一生後悔する。わたしは堂々と「産む」ことを選んだ。
いま思えば、あの問診票も、母の問いも、ありがたいものだった。なにがあろうと「引き受ける」という覚悟ができたから。
あとあと、この覚悟が自分を苦しめてしまうとは思ってもみなかったけど。
朝、起きてこのページを開いてびっくり。 100,997円もの応援が集まっていました。ああ、なんてありがたいんでしょう。みなさん、ほんとうにありがとうございます。ストレッチゴールを設定するというボタンが表示されておりますが…これいかに。
《お知らせ》マドレボニータのファウンダーでもあり、シングルマザーズシスターフッドの代表の吉岡マコさんとclubhouseでゆるっと誕生日記念トークをやることになりました!3月11日(木)12時から。お耳寄せください。https://ios.joinclubhouse.com/event/MK312VWM
あと、BTSファン(ARMY)のみなさまもコメントありがとうございます。SUGA氏のお誕生日の前と覚えていただき恐縮です。笑。
ゆんぎ氏(と、わたしは呼んでます)のうお座っぽい、突然ひとりの世界に没入するところ、みんなといても一人の時間がないとダメなところ、すごくよくわかります。
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