9月1日防災の日
2020/9/1 08:26
おはようございます!
しばらく間が空いてしまいましたが、この間にもリエールの活動は続いています。
9月1日、本日は「防災の日」です。
写真は、ちょうど1年前の今頃、千葉県南部を襲った台風15号以来活動を続けている千葉県南部の様子です(写真は屋根にあがるまえの作戦会議の様子)
” 1年が経ち、もう建物も直って大丈夫でしょう? ”
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、1年経った今も、建物の修復工事を待っている方、工事を諦め雨漏りのまま暮らしている方、どうしていいかわからず未だに声を上げられない方、様々な方がいらっしゃいます。
災害支援活動を行う私たちにできることは、家が壊れた=解体だけでなく、
様々な困難を抱えた方の生活再建の手段、選択肢の幅を増やすことです。
千葉県南部では、屋根にブルーシートを張り、本工事が入るまでをつなぐ活動が続けられています。
その活動、1年前と違うことは、地元の人が立ち上がり、団体ができ、
立ち上がった様々な団体が協力しながら活動していることです。
技術を持った支援団体が、何度も何度も、その技術を伝え続け、
今やっと独り立ちしようとしています。
リエールの加盟団体であるレスキューアシストやコミサポひろしまをはじめ、
これまで技術を伝えてきた団体は、全国各地で活動する団体です。
いつまでも滞在し続けることはできません。
だからこそ、地元の方が活躍していきやすい環境を整え、
少しずつ、地元で支え合える活動になるように、技術だけでなく、人と人とをつなぐサポートもしています。
災害は待ってはくれません。
だからこそ、活動したい、地元を支えたいと思う人材がとても大切になります。
そして地元で活動する人だけでなく、
その人たちを支える支援者同士のつながりも大切です。
リエールは現在、加盟団体、協力団体、応援団体と、様々なかたちで応援してくださる団体がじわじわと増え続け、現在加盟団体は20団体となりました。
今後少しずつ、ご紹介もしていきたいなと思います。
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