メンバーの思い(末永陽子さん)_ばぁばの知恵袋さくら 代表
2020/8/18 16:13
ばぁばの知恵袋さくらの末永陽子です。
郷土料理、摘み草料理、草木染め等の田舎暮らしを体験する活動をH17年から続けています。
昨年6月からこども食堂ばぁばのお勝手を運営、コロナ自粛で今年3月から一般社団法人らしくサポートの支援を受けてこども宅食へ切り替えました。
社団法人らしくサポートと連携してみやこのじょうこども宅食を高城、山之口地域で7月16日開始、次回は8月19日です
こどもの貧困が7人に1人と聞いてもどこかよそ事で、らしくサポートなど都城の子育て支援の団体とかかわり合ううちに現実を見る。
我が家もそうでした。
そんな時、友人や近所の人が、「野菜が沢山できたから」「釣りに行ったら大漁だったので」「知り合いから送ってきた」とお裾分けを頂いてとてもありがたかったです。
今は人と人の繋がりが薄く、手を差しのべてくれる人もなく、困っていると声があげずらい
行政や世の中は「貧困家庭には問題がある」「貧困は自己責任」と言う認識があります。
こども宅食の視察に行った時、支援品を届けるのは「家庭の中やこどもの様子をよくみて観察するため」と。
私が支援を受ける側だったら、
月一回家の中やこどもをジロジロ見られる❗でも支援品を貰うには仕方がないと思ってしまいます。
勿論、貧困には問題があります❗
しかしその根っこにあるのは、ただひとつ❗
一生懸命働いても働いても、生活するのに充分な給与が出ない、何か一つアクシデントがあればそれもたたれてしまう。
それは、社会の仕組みの問題です❗
3月からは支援しているお母さんが一緒に来た小学生2人に「お母さんは月に一回ここに来るのが楽しみ❗おばちゃんとおしゃべりするとスカッとして帰れるの」と笑顔で帰って行かれました。
そうそう私は「おしゃべりでおせっかいな」おばちゃん❗
今日本中で国民全員が1日お茶わん一杯の食べ物を捨てている物、世の中の役にたちたい、何かしたいと思っている人の思いをちょっと頂いて、困っている人にお裾分け。
その地域にあった、ゆったりゆる~く繋がる気楽におしゃべりにこれる、そんな所にみやこのじょうこども宅食になればいいなぁ❗
すべてのこどもはお腹いっぱい食べて、暖かい布団に寝て、明るい朝を迎えてほしい!
そんな思いの人、団体、企業、行政がともに繋がりこども宅食がそれぞれの地域に増えてほしいと思って活動しています。
こども宅食は皆様の支援で活動できます。
「フードバンクみやざき」がフードロスや思いを集めていい。
どうぞ応援をよろしくお願いいたします。
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