応援メッセージ:⑮菅原裕己さん
2020/8/26 17:49
菅原と言います。
南大阪に移住して10年ちょっと。
たくさんの畑仲間と一緒に古民家改装や移住のお手伝いやお店作りをしていると、だんだんとそれが仕事になり、一般社団法人ちはあかさかくらすの理事として現在もそんな日々を送っています。
アソビバを立ち上げる際に、場所探しや地元に暮らす方々との交流、オルタナティブ教育の勉強会イベントなどに関わりました。
中でも印象的な出来事が二つ。
いくら話をしても立ち上げに関わる仲間の考え方が合わない。
コミュニケーションの方法に違いがある。ペースが合わない。
何度もそんな場面がありました。
言葉にならないやりとりがそこには多くありました。
一度 距離を置いて自分のペースで関わる。いい距離感で心地よく関わる。
分離するのか。違いを認め合うのか。
今、アソビバに多くの人がいて、いろいろな関わりを持っています。
それは、きっと 「違いを認め合う基盤」ができたのかな 、なんてことを思いました。
それだけではない魅力ももちろんあるとは思いますが、立ち上げる際の時間は貴重だったのではないかなと思います。
もう1つは、ちあちゃんのスピーチ。
アソビバの理事として法人立ち上げイベント、多く観衆の前で15歳はこう言った。
「今まで自分は社会に合わせ生きてきた。自分をそこの形に合わせて。
でも自分はそこに合わないのではないか、そんな気持ちに怯えた。
でも、アソビバに関わる中で新しい事を考えた。
自分に合わせて社会を作っていけばいい。そんな事実を発見した。」
それができると知ることは自分にとって大きな価値の転換です。
アソビバを立ち上げて自分が理事になるということは、まさに「自分に合わせて社会を作る」という実践です。
そんな感じのことを堂々と話すちあちゃんを見て感動した。
その時、単純に自分はアソビバに関われてよかったなと思いました。
アソビバ応援してます。
ASOVIVA!の準備会が立ち上がる更に1年ほど前、千早赤阪村にオルタナティブスクールがあったらいいね、作りたいね、と思っている人達で集ってお話をしたことがありました。
すがちゃんは、その頃から一緒に考えたり、視察やイベントに参加したり、必要な場や人に繋いでくれたりしていました。
何でもそうだと思いますが、より具体的な実現に向けて動き出すとき、それまでざっくりと共有し合えていた概念、理念、理想などの密度をどんどん濃くしていく必要があります。その過程で、それぞれの立場、考え方、その時の状況、思いなどの違いも明るみになってくるのは当然の事だったと思います。
最終的にASOVIVA!というスクール事業を一緒にするには至らなかったけれど、何人もの人と一生懸命考えに考えて考えまくった2017-2018年という期間がありました。
「子ども達の育ち・学び」について真剣に考えているからこそ、それぞれが真剣に向き合っていたのだと思います。
スクール開校後も、様々な角度から、それぞれの立場でASOVIVA!と繋がってくれています。
すがちゃんの言葉の通り、最初のあの期間があったからこそ、今に繋がっています。ありがとうございます。
これからも、すがちゃんらしい関わり方でASOVIVA!と絡んでください。
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