応援メッセージが届きました!
2020/6/17 18:28
大阪自然史センター理事 前迫 ゆりさん
所属:大阪産業大学大学院人間環境学研究科(研究科長)
~ 大阪市立自然史博物館開館!この日を待っていた子どもたちへ ~
6月2日に待望の再開館、そして6月9日から第50回特別展「知るからはじめる外来生物」がスタートしました。
そのサブタイトルは「未来へつなぐ地域の自然」です。
COVID-19が人類に発信した強烈なメッセージは、まさに「このままでは、地域の自然も地球の自然もなくなってしまうけど、人類はそれでいいのかな~?」でした。
自然のリスクは、人類のリスクです。
Stay Homeを強いられたこの数ヶ月は、自然の動きを無視したグローバル化は成立しない!ことを、痛切に学んだ時間でした。この時間には大きな意味があります。
このせつない時間を子どもたちはどのような思いで過ごしたのでしょうか。
自然へのまなざしを閉じることなく、未来に自然をつなぎ、自然の不思議を解き明かす時間を博物館で育んでほしいと願います。現在、「子どもたちのワークショップ」も、全力準備中です。
「これ,なに?」、「なぜ こうなるの?」というネイチャーサイエンティストのまなざしをもつ子どもたちが、博物館に遊びに来てくれることをスタッフも館中の生きものたちも、心待ちにしています。
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