Issues we are working on

長崎県被爆者手帳友の会は、長崎に拠点を置く4つの被爆者団体のうちの1つです。現在、被爆者の平均年齢は86.13歳となりました。同会の結成時は被爆者手帳の取得を支援する団体でした。その被爆者手帳を持つ被爆者の数も10万人を下回り、現在は9万9130人になりました。これは被爆者の高齢化と数の減少が喫緊の課題であることを示しています。被爆者らが直接体験を語り継ぐことができる時間は限られています。
団体の活動継続が難しくなる中で、私たちは被爆体験の継承という大きな課題に直面しています。そこで友の会では、この重要な役割を被爆二世・三世が担えるよう、SNSを活用した情報発信や継承活動のサポートに力を入れています。その活動は実を結び2年で40名ほどの会員が入会し継承の輪を広げています。
Why we are tackling this issue



同会では、継承を目的に「ヒバクシャミライプロジェクト」を結成し、私たち被爆二世・三世・四世、賛助会員を中心に活動しています。23年に開催したアメリカ横断証言キャラバンを映画にしたドキュメンタリーを制作し上映したところ、のべ600名の方々が鑑賞し大きな反響をもらいました。
「被爆者」として生きてこられた人生に深く寄り添い、残された貴重な時間を共有し、その思いを次世代へとつなぐ架け橋となることを、私たちスタッフ一同、心から願っています。
つきましては、皆様にもこの継承活動を応援していただき、この継承活動の仲間になっていただけませんか?ご支援とご共感頂ければ幸いです。
【2025年7月12日~8月31日期間限定で特設ページを開設しております。】