Sisterhood Image
name Logo

NPO

Sisterhood

Support

Woman Rights

Human Rights

Social Education

7 followers

Vision

ジェンダー不平等の中で差別・排除され、生きづらさを抱える人々のニーズに応え、エンパワメントすることで、人々がジェンダー規範にとらわれず、自由に安全に生きられる社会にすることを目的とします。

more

All

若年女性のための〈居場所〉づくり事業

若年女性のための〈居場所〉づくり事業 Main Visual

Purpose

Purpose Image
Purpose Image
Purpose Image

2024年6月より、Sisterhoodは困難を抱える若年女性のための〈居場所〉づくり事業を行っています。

山形市の中心部に「Mayflower」という拠点を設け、常設のフリースペースとして週2回開所しています。

これまで、困窮する女子大学生の「夜ごはん会」や生理用品の配布、食料支援なども続けてきましたが、それだけでは何ともならない困難(ヤングケアラー、ネグレクト、虐待など)が若年女性の背景に見え隠れしています。

18歳〜という年齢がネックになって「子ども、児童」の枠からはみ出た彼女たちは、さまざまな支援から取りこぼされています。実家からの仕送りもなく、600万円もの奨学金という借金を抱え、それでも「学びたい」「家族のために少しでも良い就職先に」という思いで大学に通っている人。あるいは、経済的に搾取され続けた末に逃げるように家を出て1人暮らしをしている人。

綿密な生活費の計算をしていてもコロナや思いがけない病気で、あっという間に生活が経ちいかなくなってしまった人もいます。それでも、「大学生」という理由で、生活保護も受けられず、実家にも頼れず、大学生協から支給されたお米だけで食い繋いでいた人もいました。

車も持てないので、割りの良くないバイトにしかつけません。学食やランチに出かけられるような人たちからも距離を取り、孤独を抱えるケースが多いです。家族のことや、自分のことで問題を抱えていても、「助けて」を誰かに伝えることも困難になります。

そこで山形市内に常設の「居場所」を開設し、家庭や学校や職場に居場所を見つけられない若年女性たち(16~35歳)が安心して過ごせるセーファースペースとして毎週木・金の週2日間開所しています。これまで1年間でのべ約180人の方にご利用いただきました。


不登校やひきこもりだけでなく、職場でのハラスメントや家族との関係性に悩む方、友達を探している人など、本当に様々な方にご利用いただいています。中にはとても深刻なケースを抱えている方もいましたが、本人の希望を尊重したうえで福祉や行政とつなぐことも行っています。


〈居場所〉はなんでも入れられる器です。

カウンセリングや面談、相談よりも気軽に悩みを打ち明けられたり、何かの作業を一緒にしながら「助けて」を伝えやすい空間になっています。制度の狭間に落ちて“見えなくされて”しまう人がつながれるよう、丁寧な関係性を作りながら活動しています。

Past Activities

Past Activities Image
Past Activities Image
Past Activities Image

・女性向け就活用スーツ無料レンタル事業(やまがた社会貢献基金)

・女性支援人材育成講座の開催(月1回)

・若い人に向けた「ジェンダー小説ガイドブック」作成事業 (山形県男女共同参画センターチェリア助成事業)

・生理用品の配布、女性のための居場所づくり講座、アクティブバイスタンダー講座(女性のつながりサポート事業)

・ハラスメント防止講座(一般対象、事業所対象)

・居場所づくりのお悩み相談会(月1回)

・フードドライブ/フードパントリー

Achievements

Achievements Image
Achievements Image
Achievements Image

開所からこれまでの1年間で、のべ182人の若年女性の方にフリースペース「Mayflower」をご利用いただきました。


さまざまな背景の人が集うことによって、生き方の多様性に気付いたり、価値観の拡張の機会にもなっています。ゲームやマンガなども置いているのですが、「お話」をしたい人が多く、何時間でも楽しそうにしゃべっているのを見ると、その笑顔がすべてだと思う瞬間もあります。一方、中にはとても深刻なケースもあり、本人の意向を十分に確認したうえで福祉や行政ともつなぎ、足りないところは全国のNPOとも連携して共に対応に当たっています。


常連の方が新しく来た方を気遣ったり、人が増えることによって役割の変化もあり、役割が生まれることによってその人の〈居場所〉が確立される瞬間もたくさん見てきました。


学校や家がつらくても、安心できる空間で一度重い荷物を降ろしてもらい、何かあったら頼れる〈場〉としての機能を果たしているように思います。ただ、支援の現場には終わりはなく、人生のステージの変化によって、違う支援が必要になったり、関係性を一からやり直す必要も出てきます。そんな時に再度の出会い直しができるよう、この場所の維持継続が何よりの課題だと思っています。

Necessary expenses of the business

Necessary expenses of the business Image
Necessary expenses of the business Image
Necessary expenses of the business Image

居場所にかかる費用


【月々かかるもの】・・・毎月288,000円

家賃(駐車場込み)・・・月々68,000円

消耗品費・・・・・・・・月々 5,000円

水道光熱費・・・・・・・月々15,000円

人件費・・・・・・・・月々200,000円


2024-2025年度は、国の助成金である「休眠預金」を活用し運営してまりました。また、2025年8月にはクラウドファンディングにチャレンジし、400名以上の方からおよそ300万円のご寄付をいただきました。さらにその先の未来につなげていくため、みなさま方からの継続的なご寄付を募っております。

〒9900041

山形県山形市緑町4-10-3ファートンビル3階B

https://sisterhood-yamagata.com/
Explore
  • For social challenges
  • For associates
  • For campaigns
About Syncable
Services

Syncable Logo Image
© 2021 STYZ Inc.All rights reserved