
Purpose



ニュースで語られるシリアは、しばしば紛争やテロ、難民、貧困といった言葉と結びつけられ、暗いイメージを抱かれている方も多いかもしれません。しかし、シリアを一度でも訪れたことのある人や、そこで暮らした経験のある人は皆、シリアの人々の温かく深いおもてなしの心、そしてもうひとつ、豊かで美味しい食文化に魅了されて帰ってきます。
フランスの考古学者アンドレ・パロは、シリアの文化遺産に深い敬意を抱き、次のような言葉を残しています—―「人は皆、二つの故郷を持っている。ひとつは自分の国、もうひとつはシリアである」 (Tout homme a deux patries : la sienne et la Syrie)。
まさにこの言葉を裏付けているのが、シリアの人々のあたたかな心と、豊かな食文化なのです。
「胃袋で好きになるシリア!」は、NPO法人シリアの友ネットワーク(シリとも)が日本国内で展開する基幹事業の一つで、シリア料理をシリア出身の友人たちと一緒に調理し、共に味わう交流イベントです。
このイベントは年に3~4回、都内で開催しており、その都度ホームページやSNSを通じて参加者を募集しています。
理屈ではなく、五感でシリアに触れ、心から「好き」になれる場—―それが「胃袋で好きになるシリア!」です。
もうひとつの「おふくろの味」に出会ってみたい方のご参加を、心よりお待ちしております。
Past Activities



「胃袋で好きになるシリア!」は、これまでに4回開催されています。
1.シリアのお菓子を作って食べる会
開催日:2024年5月25日
会場:武蔵野市吉祥寺南町コミュニティセンター
内容:ハラーワト・ジュブンとクナーファを調理し、参加者で試食しました。
2.モロヘイヤ料理を作って食べる会
開催日:2024年9月29日
会場:武蔵野市吉祥寺南町コミュニティセンター
内容:元・青年海外協力隊シリア隊員の斉藤亮平さんをお招きし、シリア産モロヘイヤを使った料理を調理・試食しました。
3.マハシー ほじほじ&まきまきの会
開催日:2025年3月30日
会場:武蔵野市本宿コミュニティセンター
共催:東京外国語大学公認サークル「シリア研究会」
内容:ナスのマハシー、キャベツのマハシー(マルフーフ・マハシー)などを調理・試食しました。
4.モロヘイヤ料理を作って食べる会(予定)
開催日:2025年6月28日
会場:武蔵野市吉祥寺南町コミュニティセンター
共催:東京外国語大学公認サークル「シリア研究会」
内容:シリア産モロヘイヤを使った料理を調理・試食します。詳細は以下のURLをご覧ください:
- Instagram:https://www.instagram.com/p/DKoWx42zwRI/
- Facebook:https://www.facebook.com/sadaqa.initiative.70/posts/pfbid036uQUEqrSF1oAUSSxgrBht1m55SinuEWY1rMAAhfgRW6AFwAJJdZpCiFTEBpe7zFZl