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特定非営利活動(NPO)法人シリアの友ネットワーク(シリとも)

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「親シリア・知シリア」、「親日・知日」の次世代を育て、未来に向けた協力の礎を築きたい

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特定非営利活動(NPO)法人シリアの友ネットワーク(通称「シリとも」)は、シリア・アラブ共和国に関心を持つ一般市民を対象とし、日本およびシリアの法律を遵守しつつ、シリアおよび同国外で暮らすすべてのシリア人と日本人の親睦、両国および両国民の友好と親善の促進に資することを目的とし、以下の活動を行っています。

(1)学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動

(2)災害救援活動

(3)国際協力の活動

(4)前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動


活動の進捗については、以下のURLよりご覧いただけます。

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私たちNPO法人シリアの友ネットワーク(通称「シリとも」)は、2020年3月に発足した任意団体「サダーカ・イニシアチブ」を母体としています。

この団体は、日本とシリアの国交樹立70周年を機に設立されました。2011年以降のシリア危機によって冷え込んだ両国および両国民の関係を再び活性化し、親睦を深めることが設立の動機でした。

しかし、2020年2月に発生したトルコ・シリア地震により、「70周年」という祝賀の空気は一変し、被災したシリア国内の人々への支援が最優先事項となりました。

とはいえ、長年の紛争に苦しむシリアへの支援は決して容易ではなく、さまざまな勢力が割拠するなか、被災者に公平に支援を届けることは非常に困難でした。

このような困難な状況を乗り越えることができたのは、シリアの友人たち、そして日本の支援者の皆さまのおかげした。政治的立場を超えて支援したいという私たちの思いに共鳴していただき、多くの方からの協力を得て、これまでに以下のような支援を実施してきました。

  • 2023年3月:アレッポ県アフリーン地域の地震被災者に対し、トルコの人道団体「Gul」を通じて50万円の支援金を提供。
  • 2023年3月、4月、7月、10月、2024年2月、5月:ラタキア、アレッポ、ハマー、イドリブ各県の地震被災者に対し、シリア・レバノン福音教会合同シノドを通じて計160万円を提供。
  • 2023年3月、8月、10月:在東京・シリア・アラブ共和国大使館を通じて、計105万円の救援寄付金を提供。
  • 2023年4月、7月:日本の非営利団体「JIM-NET」を通じて、シリア北東部の被災者に対し40万円を提供。
  • 2023年10月:イドリブ県の地震被災者に対し、現地パートナーを通じて30万円を提供。
  • 2025年3月、4月:沿岸部および中部地域の貧困世帯に対し、現地パートナーを通じて20万円相当の物資を配布。

「サダーカ・イニシアチブ」はその後、2024年3月に「シリアの友ネットワーク@Japan」へと発展し、さらに2025年2月にはNPO法人「シリアの友ネットワーク」として法人格を取得しました。被災者支援に加え、設立当初からの目的であるシリアと日本、そして両国民の関係の再活性化と親睦の促進にも力を注ぐようになり、現在に至っています。また、2025年5月には、シリア国内で私たちの活動に協力・支援していただいていたパートナーが「日本・世界のシリアの友財団」(SFJW)を発足させ、同国の社会問題労働省より正式に認可を得ました。

こうしてこれまで以上の支援態勢を確立したものの、現在の活動にはまだまだ課題があります。困窮するシリアの人々が、紛争前の生に戻るにはまだほど遠い状況だからです。

さらに、シリア危機によって、日本とシリアの関係が希薄化したことも大きな障害です。

2011年以前には、200人以上の邦人がシリアに在住し、開発協力(ODA)、イスラエルとの停戦監視、教育、商取引など幅広い分野で活動していました。そのおかげもあり、シリア国内での親日感情や、日本での親シリア感情は非常に強いものがありました。しかし、10年以上にわたる危機によって、両国および両国民の交流は事実上途絶え、シリアや日本の良さを実体験として知る人々、特に若い世代の数は激減しています。

2024年末から、両国の関係はようやく回復の兆しを見せ始めていますが、2011年以前と比べると、政府間レベル・民間レベルいずれにおいても、交流は必ずしも十分とは言えない状況が続いています。その関係を再び深めるには、さらに長い時間と努力が必要です。

とはいえ、こうした現実を前にして、ただ傍観しているわけにはいきません。

かつてのような官民の関係改善が実現するその日まで、そしてその後を見据えて、NPO法人が果たすべき役割があると私たちは確信しています。

その役割とは、「親シリア・知シリア」の次世代「親日・知日」の次世代を育てることです。

10年以上の断絶を経た今も、シリアと日本、そして両国で暮らす人々が互いを思い合い、協力し合えるようにするための準備が、今こそ必要なのです。

こうした思いのもと、「シリとも」は以下のような事業に取り組み、貢献することを決意し、その一部に着手しています。

1)日本における「シリア理解」のための活動

  • シリア料理の調理・試食会
  • シリアの伝統工芸品を紹介する物産展
  • アラビア語教室
  • シリアとの親睦を図る個人・団体の支援

2)シリアにおける「日本理解」のための活動

  • 日本語教室の開催
  • 日本の童話を題材とした美術・演劇・翻訳ワークショップ
  • 日本の経営文化や支援の歴史などを紹介する講座
  • 帰還難民・国内避難民・生活困窮者への支援

私たちの取り組みは、理念や目標の大きさに比べれば、小さな一歩にすぎないかもしれません。しかし、シリアへの関心が薄れつつある今だからこそ、シリアの人々、そしてシリアを愛する私たちの思いに共鳴してくださる方々のご支援を、心よりお願い申し上げます。

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私たちは現在、シリアで「親日・知日」の次世代を、そして日本で「親シリア・知シリア」の次世代を育てることを、最も重要な課題と位置づけています。

具体的には、シリア国内(首都ダマスカス)での日本語教室の開設・運営や、日本文化を紹介するさまざまなワークショップの開催、日本国内でシリアの文化を紹介するさまざまな企画の開催、復興に不可欠なマンパワーである国外難民や国内避難民(IDPs)の帰還支援などの取り組みを進めています。

シリアをはじめとするアラブ諸国では、日本はしばしば「惑星日本」(カウカブ・アル=ヤーバーン)と呼ばれ、憧れの対象とされています。それは、日本が戦後に成し遂げた復興と繁栄、そしてシリアの人々には想像もつかないような「奇妙で魅力的な」文化や生活様式、歴史的背景によるものです。

一方、シリアは日本人にとって、一見なじみの薄い国のように思えるかもしれません。しかし、金襴緞子の「緞子」はシリアのダマスク織を起源に持つとされており、ダマスクローズ、ダマスカス鋼(ダマスカス包丁)、アレッポ石鹸など、実はシリア由来の文化や産品は、日本の日常生活にも深く溶け込んでいます。

シリアの人々の知的好奇心は非常に旺盛です。それは、文明の十字路、東西交流の要所として歴史の中心を担ってきたシリアという土地の特性によるものであり、彼らは新しいものを柔軟に受け入れ、古いものと融合させる力に優れています。アジア大陸の東の端に位置する日本も、中国、インド、ヨーロッパ、そしてシリアを含む西アジアの文明がもたらした多様な智や技術、産品を積極的に受け入れることで、今日の繁栄を築いてきました。

皆さまからのご寄付は、そうしたシリアの人々が抱く「惑星日本」への「ワンダーラスト」(旅心)、そして日本の人々の「オリエンタル・ロマン」(東方憧憬)に応えるための事業の運営に活用させていただきます。

https://sites.google.com/view/sadaqainitiative70/
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