アットマークリアスNPOサポートセンター

現在の地域には、次のような課題があります。

• 高齢者の孤独・孤立が進み、日常の困りごとを相談できる相手がいない
• スマートフォンやデジタルが使えず、情報や支援から取り残されてしまう人がいる
• 子どもたちが安心して過ごし、学べる「地域の居場所」が少なくなっている
• 人と人のつながりが希薄になり、助け合いが生まれにくくなっている

これらは、災害時だけでなく、平時の暮らしの中で静かに深刻化していく課題です。

私たちは、こうした課題に対して

「特別な支援」ではなく日常の中で自然に関われる場と関係性をつくることが重要だと考えています。

2011年の東日本大震災をきっかけに、地域には大きな不安と孤立が生まれました。

私たち アットマークリアスNPOサポートセンターは、震災直後から多くのNPO、企業、行政、

個人の皆さまの支援を受けながら、安否確認、物資搬送、情報発信、仮設住宅での見守りなどの

活動を続けてきました。

年月が経ち、復興は進みましたが、高齢者の孤独・孤立、デジタルによる情報格差

日常の困りごとは、形を変えて今も地域に存在しています。

「困っているけれど、誰に相談していいかわからない」

「話し相手がいない」

「スマホやデジタルが苦手で支援につながれない」

こうした声は、災害時だけでなく、平時の暮らしの中で静かに積み重なっていきます。

私たちは、これまでの経験から支え合いは特別な支援ではなく、日常の中にあることが大切だ

と考えるようになりました。

その思いから生まれたのが、地域の誰もが気軽に立ち寄れる拠点 「みんなの家」 です。

ここでは、高齢者のスマホ相談や交流、子どもたちの学びの場、世代をこえたつながりが

日常的に生まれています。

震災後に育まれてきた「支え合いの文化」を、今の暮らしの中で形にしている場所です。

この場所を続けていくことは、孤独や孤立を防ぎ、地域の安心を支え続けることにつながります。

だから私たちは、「日常のつながりを絶やさないための仕組みづくり」として

この課題に取り組み続けています。

皆さまからのご支援は、

地域のつながりが日常的に生まれる拠点「みんなの家」を中心に、

孤独や孤立を防ぐ活動を安定して続けていくために活用します。

主な使い道

• みんなの家の運営費（家賃・光熱費など）
• 高齢者向けのスマホ相談・デジタル講座
• 子どもたちの学習支援・プログラミング教室
• 世代をこえた交流や見守りの場づくり
• 活動を支える人件費・事務費

みんなの家の運営には、

家賃・光熱費などで月あたり約7万円の最低限の費用がかかります。

これは建物を維持するためだけではなく

人と人がつながり、安心が生まれる場を開き続けるための基盤です。

たとえば

月500円の継続寄付に参加してくださる方が120名いれば、

年間を通じて安定した運営を見通すことができます。

継続的なご支援があることで、私たちは活動を計画的に行い、

必要な人に必要な関わりを届け続けることができます。

もちろん、「まずは今回だけ応援したい」という単発でのご寄付も

大切な支援としてありがたくお受けしています。

無理のないかたちで、あなたに合った関わり方を選んでいただければ幸いです。