被災者の思い出を守るために

「写真洗浄」とは、自然災害の中でも、主に水害によって汚れてしまった写真を１枚ずつ丁寧に洗浄する復興支援活動です。

具体的には、汚れてしまった写真はバクテリアが周りから浸食して白くなり、やがて写っているものが見えなくなってしまうため、

水とエタノール水溶液を使って洗浄します。

小学生でもできる容易な活動でありながら、被災者の大切な思い出を守ることができるとても大切なボランティアです。

遠方でもできる復興支援

写真洗浄は現地にいかなくてもできる復興支援です。被災地で泥かきなどの緊急復興支援を行ってる間、

被災地から離れた神戸で写真洗浄を行うことができ、スムーズな復興支援を行うことができます。

2020年3月までにおいての活動実績

回数・・・６７回

ボランティア参加者延べ数・・・６９１人

対象被災者数・・・２２５４人

洗浄写真数・・・１００１３枚

＜活動の成果＞

１．被災者の思い出を守り、復興支援への後押しをする事ができた。

２．写真洗浄ボランティアを世間に広める一助となった。

３．被災地ではない地域で、復興支援を行えた。

４．過去の文化財（写真）の遺失を防ぐことができた。

５．写真洗浄を通して被災地の現状を伝える事ができた。

６．被災地の現状を伝えることで、災害の風化を防ぐ一助となった。

写真洗浄用具

１．場所使用代・・・月約１－２万円

　神戸市内の施設月１－３回分

　※現在神戸市を通して、常時写真洗浄を行える場所を探しており、場所が確保次第、

そちらの家賃補助に使用いたします。

２．備品代・・・月１万円程度

　水・エタノールなどの洗浄用具、洗濯ピンチやネット、サーキュレーターなどに使用します。