
Purpose
保護者向け相談事業は、不登校の子どもを育てる保護者が、一人で悩みを抱え込まず、「わが家に合った関わり方」を見つけられるよう支援することを目的としています。
不登校になると、多くの保護者が「このままで大丈夫なのだろうか」「見守るべきなのか、声をかけるべきなのか」と迷います。しかし、不登校の背景や子どもの状態は一人ひとり異なり、すべての家庭に当てはまる正解はありません。
だからこそ私たちは、一般論を伝えるのではなく、それぞれの家庭の状況や子どもの様子を丁寧に整理し、「今、この家庭にとって必要な一歩」を一緒に考える相談を大切にしています。
個別面談では、現在の状況や悩みを整理し、今日から実践できる具体的な関わり方を提案します。さらに、継続的な支援を希望される方には定期面談を通して、子どもの変化に合わせながら伴走し、保護者が安心して子どもを見守れるよう支援しています。
Past Activities
家庭ごとのオーダーメイド支援
保護者向け相談事業では、それぞれの家庭の状況に合わせて、単発相談と継続相談を組み合わせながら支援を行っています。
個別面談
保護者のみ、親子、お子さん本人など、その家庭に合った形で面談を実施しています。
「子どもにどう声をかけたらいいかわからない」「進路について話すタイミングがわからない」「見守るとは具体的にどういうことなのか」など、一人ひとりの悩みに寄り添いながら、状況を整理しています。
定期面談(伴走支援)
2か月間、隔週の面談を重ねながら、日々の子どもの様子や保護者の気づきを共有し、その時々に必要な関わり方を一緒に考えています。
毎日の小さな変化を積み重ねながら、「今の子どもに必要なこと」を確認し、焦らず伴走することを大切にしています。
私たちは、「この方法なら必ずうまくいく」という支援は行いません。
子どもの年齢や性格、不登校になった経緯、家庭環境などを丁寧に伺い、その家庭に合った関わり方を一緒に考えることを大切にしています。
Achievements
D.Liveでは15年以上にわたり、不登校の子どもと保護者の支援を続け、これまで1,000組を超えるご家庭と向き合ってきました。
その経験から実感しているのは、「子どもの支援と同じくらい、時にはそれ以上に保護者の安心を支える必要がある」ということです。
相談を利用された保護者からは、
- 「頭の中が整理され、今やるべきことが見えてきた」
- 「子どもを変えようと焦る気持ちが和らいだ」
- 「今まで受けた他所のサービスよりも、具体的で的確なアドバイスをもらえた」
- 「一人で抱え込まなくていいと思えた」
- 「定期的に相談できることで、子ども以上に私が安心することができた」
といった声をいただいています。
また、この相談事業をきっかけに、フリースクールやオンラインコミュニティ、保護者向けコミュニティなど、必要な支援へつながる家庭も数多くあります。
相談は「答えを教える場」ではなく、家庭が安心して次の一歩を踏み出すための出発点です。
私たちはこれからも、一人でも多くの保護者が孤立せず、子どもの成長を信じながら歩んでいけるよう、一人ひとりに寄り添う相談支援を続けていきます。
Necessary expenses of the business
保護者向け相談事業では、一人ひとりの家庭に合わせた支援を行うため、十分な準備時間と継続的なフォロー体制が欠かせません。
主な必要経費は以下のとおりです。
- 相談員・スタッフの人件費:事前ヒアリングの確認、面談の実施、支援方針の検討
- オンライン相談環境の整備:Zoom等のオンラインシステムや予約管理システムの維持
- ヒアリング・記録・資料作成費:家庭の状況を整理し、より適切な支援につなげるための準備
- 継続支援にかかる運営費:定期面談、動画フィードバック、日々の相談対応など伴走支援の運営
相談支援は、面談の時間だけで完結するものではありません。事前のヒアリングや面談後の振り返りを含めて、一人ひとりの状況に合わせた支援を行うための体制づくりが必要です。

