Issues we are working on
1型糖尿病は小児期に発症することが多く、日本での年間発症率は10万人当たり1~2人と言われています。
そのため1型糖尿病では、膵臓移植や膵島移植を受けるか、血糖測定をしながら、生涯にわたって毎日数回のインスリン注射またはインスリンポンプと呼ばれる医療機器による注入を続ける以外に治療法はありません。
小児期を中心にどんな年代にも起こる原因不明の難病であることに加え、治療を厳密に行わないと心臓、腎臓、眼、神経等の合併症が併発しますので、患者本人の苦痛はもとより、患者家族にとっての精神的、経済的負担は多大なものとなっています。
Why we are tackling this issue
How donations are used
1型糖尿病“根絶”(=治療+根治+予防)に取り組む研究を支援しています。
現在、1型糖尿病を “根治” するためにはヒトの膵臓(すいぞう)・膵島(すいとう)移植しかありませんが、細胞を移植して正常に機能させるために複数回の手術が必要なことやドナー不足などの問題があります。
その解決策として、バイオ人工膵島移植、iPS細胞による膵島・膵臓の作製、人工膵臓、遺伝子治療、予防ワクチン、針を刺す必要のない血糖値センサー、脂質・タンパク質摂取にも対応できるインスリン投与法、インスリン使わない治療法などが進められています。
みなさまからのご寄付は、こうした1型糖尿病の根絶に向けた研究助成に活用いたします。
■これまでの研究助成実績はこちらをご覧ください。