Issues we are working on
ご挨拶
このページを訪れてくださり、心より感謝申し上げます。私は北海道苫小牧市で、スケートボード、サーフィン、スノーボードの専門ショップ「x Boarders BRAYZ」を経営している西村千秋です。この地で30年にわたり、スポーツショップと教室を運営し、多数のプロ選手を育成してまいりました。これからも選手育成に注力すると共に、2023年4月からスポーツ愛好家が集まり「総合型広域スポーツクラブクロス実行委員会」を立ち上げました。この組織の目的は、競技志向の支援に留まらず、市民が気軽に楽しむことのできる生涯スポーツとしてのアーバンスポーツやニュースポーツ、オルタナティブスポーツの普及促進して、地域課題をスポーツの魅力で解決することです。
プロジェクト実行者:CROSS & BRAYZ
副理事/スポーツ統括総責任者 西村千秋
キュレーター:CROSS & IBURI DOT SITE.
代表理事/クラブ統括総責任者 下川部淳
課題その1:苫⼩牧駅周辺ビジョン
北海道苫小牧市内の公共設備(建物、道路などインフラ)が老朽化しており、現在苫小牧市では「苫⼩牧駅周辺ビジョン」という苫小牧都市再生コンセプトプランを策定して、明確な目的と市民への周知を行うと共に、市民参加型のパブリップミーティングを行い、次世代のまちづくりを市民と共に「どう活用するか」を模索しています。
当団体では、苫⼩牧駅周辺ビジョンに完全同意であり、とても前向きな取り組みと認識しています。1つ例を挙げると、苫小牧市民文化ホールが2026年3月開業予定で建て替え工事が進んでいます。しかし、苫小牧市民文化ホールを建設するのは行政であって、苫小牧市民文化ホールを活用するのは我々市民です。「シン・苫小牧市民文化ホールだからできること」「シン・苫小牧市民文化ホールで何をしたいのか」「シン・苫小牧市民文化ホールに市民が求めるもの」を市民が主体的に活用方法を2026年3月開業までに検討する必要があります。
課題その2:北海道のスポーツ環境
北海道のスポーツ環境は、冬の長い気候と積雪の多さが特徴で、屋外でのスポーツ活動は春から秋に限られるため、屋内スポーツ施設が必須です。また、スポーツ庁の指針により2026年度までに中学部活動の地域移行を進めていますが、苫小牧市の現状としては課題が山積しています。
Why we are tackling this issue
我々が得意なこと
当団体のメンバーであるスポーツショップ兼スポーツ施設を運営するBRAYZオーナーの西村千秋氏と、同メンバーであるメディアIBURI DOT SITE.を運営するJ-TRADE合同会社の下川部淳が発起人となり、苫小牧市内でスポーツを愛する初期メンバー5人が集い「総合型広域スポーツクラブクロス実行委員会(以下CROSS)」という非営利任意団体を発足しました。そして、クロスは「スポーツでまちづくり」を理念に掲げて、地域に山積する緊急性を要する課題を洗い出し、我々が得意とするスポーツを通じて課題解決を行い、市民が健やかに過ごせる「まちづくり」を目的として事業に取り組んでおります。
取り組みその1:遊休地をスポーツ施設利用
北海道苫小牧市のJR苫小牧駅前にある旧駅前バスターミナル跡地で、アーバンスポーツの「まちなか複合型スポーツ施設の建設」を行います。原則、旧駅前バスターミナル跡地にある手すり、段差歩道などの既存設備を「正真正銘の本物ストリートセクション」として、スケートボードを中心としたアーバンスポーツパークを作ります。追加設備として、ストリートセクションに合わせたマイクロミニランプ制作、樹脂製パンプトラックの購入設置を行います。*アーバンスポーツパークは屋外です。簡易の屋根を設置して雨風雪をしのぎ、降雪期でも利用します。簡易の屋根とは、単管で建屋を組み屋根を設けます。カーポートのようなイメージです。空調設備はございません。
取り組みその2:PdMの養成
PdMとは、プロダクトマネージャーの略であり、事業の開発から訴求集客まで戦略を立て、実行、意思決定をする責任者のことを指します。PdMは、事業に対して責任が伴うため、 プロダクトの「何を作るか(what)」、「なぜ作るのか(why)」顧客の課題を根本から考えていく必要があります。誰のどんな課題を解決するか?かつ、緊急性を要するものか?をPDCAを回して、スクラップアンドビルトを繰り返してアジャイル開発を行える責任者の養成を行います。
Q:アーバンスポーツパーク運営者はCROSS or BRAYZ?
A:CROSS(総合型広域スポーツクラブクロス実行員会)です。
詳しく説明しますと、 CROSSとは総合型地域スポーツクラブであり、スケートボードをはじめとする複合型スポーツの非営利任意団体です。任意団体ながら、法人格と同等な定款に基づいた合意形成を図り、事業や取り組みを行っております。現在、スケートボード、スノーボード、サーフィン、ダンス、ヨガ、ピラティス、フィジーク、ボルダリングなど、ニュースポーツを中心としたスポーツ団体で、事業目的は「スポーツを通じてまちづくり」を理念に掲げて、様々な活動を行っております。一方、BRAYZはスポーツショップ兼スポーツ施設の運営を行っており、北海道苫小牧市で30年間のスポーツ活動を行ってきました。前置きが長くなりましたが、CROSSとBRAYZの関係性は「CROSSスケートボード部門をBRAYZが監修」しており、経営判断や事業投資は独立採算の団体です。CROSSは生涯スポーツでまちづくり、BRAYZは競技スポーツで選手育成と事業目的が異なります。
How donations are used
事業その1:アーバンスポーツの普及と促進
まちなか複合型スポーツ施設「CROSSアーバンスポーツパーク」の施設維持運営費及び付帯業務全般費
- 【内訳】フリーペーパー発行費
- 【内訳】イベント・大会運営費
- 【内訳】施設設備修繕費
事業その2:スポーツを活用したまちづくりPdM養成
スタートアップ、インキュベーション、アクセラレータープログラムの参加費及びファシリテーター養成費
- 【内訳】各プログラム参加費
- 【内訳】宿泊交通費
- 【内訳】ファシリテーションイベント運営費
率直に申し上げますと、準備資金の用意が無いまま始めた団体です。
既にBRAYZでは競技スポーツで選手育成を行っており、引き続き競技志向のスポーツ選手育成を行ってまいります。また、IBURI DOT SITE.も引き続き北海道胆振地方の地域魅力を発信訴求してまいります。当団体は、個々の事業体だけでは解決出来ない社会課題を解決するために、スポーツを愛し専門知識を有するメンバーが結束しました。尚且つ、我々が取り組むべき内容は緊急性を要しているため、「資金がない、人手がない、誰かにやってもらおう」という理由で、目の前の課題を見過ごすことの出来ないメンバーが集まった団体です。
お願い
「我々は、我々の手で、我々の街を住みよいまちづくり」を推進いたします。
北海道胆振の室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、豊浦町、壮瞥町、白老町、厚真町、洞爺湖町、安平町、むかわ町にお住まいの方、縁のある方、全国のスポーツ好きな方、なんだかよく分からない方、総合型広域スポーツクラブクロスの理念共感いただいた際は、ぜひ応援ご支援お願い申し上げます。