Issues we are working on


1. 支援の空白地帯:通所では届かない「重層的な困難」
不登校への社会的な理解は進み、フリースクールや通信制学校といった選択肢は多様化しました。比較的軽度であれば、通所型の施設で解決できることも増えています。しかしその一方で、家庭環境の課題や引きこもりの長期化を抱える若者、あるいは義務教育の枠を外れた年代の人々は、既存の支援ネットワークから零れ落ちてしまう傾向にあります。数時間の面談や学習支援だけでは届かない、24時間の「暮らし」を共にする重層的なサポートが今、決定的に不足しています。
2. 体験の空洞化:「情報」はあっても「手応え」を知らない若者たち
さらに深刻なのは、デジタル化によって膨大な情報に容易にアクセスできるようになった反面、心身を動かす「実体験」が圧倒的に不足していることです。「多様性」や「やりがい」という言葉は知っていても、それを肌で感じる機会がありません。物事を器用に飲み込む一方で、そこから先に踏み込む面白さを知らず、失敗や試行錯誤への耐性が著しく低くなっているのが現代の若者のリアルな姿です。
3. 分断された世界:細分化された集団の中で失われる「レジリエンス」
こうした経験の希薄さは、**人生の早い段階で学年や性別、障害の有無などで集団が細分化されてしまう教育環境によって、さらに加速しています。似たような価値観や属性の集団でしか過ごしてこなかった若者にとって、自分と異なる他者とぶつかり、折り合う経験は未知のものです。思い通りにいかない他者や環境の中で「なんとか折り合いをつける」という、社会を生き抜くためのしなやかな強さが育ちにくい構造があります。
4. 「支援の枠組み」の限界:ラベルのない出会いが閉ざされている
そして、ようやく繋がった支援の現場でさえ、その多くが教育・福祉・医療の分野の中に留まっているという課題があります。そこでは「支援する側・される側」という関係が固定され、背景を「知らない」一般社会の人々と関わる機会が失われがちです。私たちは、地域社会や企業といったフラットな他者との出会いこそが、ラベルのない「一人の人間」として社会へ踏み出すための、不可欠なステップだと考えています。
Why we are tackling this issue


フリースクールや居場所支援など、
不登校状態の子どもを支援する団体や個人はたくさんあります。
支援の方法は様々ありますが、私たち団体は
①野外活動での自然とのふれあい活動
②親から離れた環境で寝泊まりをし、自活を行う宿泊活動
この2項目は、不登校状態の子どもたちを支援するにあたり、欠かせない項目だと考えています。
寄宿生活をやり抜いた子どもたちは、子どもたちが元気にそれぞれの所属に戻っていき、
自分に自信を持って人生を歩んでいます。
もちろん途中で躓く子もいますが、そんな時はすぐに「ここから」に来て、
仲間や指導員に近況を報告して、みんなでああだこうだと話をしています。
そうしているうちに自然と「まぁもう一回がんばるわ!」と、思いはじめ、
またそれぞれの所属に戻っていきます。
団体のビジョンでもありますが、
「一人でも多く子ども達を元気にしたい。」
と、いう思いが、不登校支援に取り組む理由です。
How support is used


いただいた寄付金はすべて運営費に充てようと思っています。
運営費の内訳
食費、光熱費、水道代、燃料代
消耗品購入費、施設維持管理費…等

