
Purpose

子どもが、自立し、共生社会の支える一員となれるよう、不登校・引きこもり等の困りごとを抱える子どもたちのために生活・学習習慣作りができる場や様々な体験機会を提供すること。
特に、「子どもが社会に向き合うためのエネルギーを高めていけるよう、自分らしくありのまま過ごせる空間の提供」「生活・学習支援を含んだ、自立に向けた支援」「体験不足の子どものために様々な体験活動の場の提供」「社会に出る意欲を持った子どもが他の参加者や大人と交流、協働する場の提供」を行っていきます。
Past Activities



例1
子どもたちは、自分が持ってきたゲームを他の人にも貸しながら一緒に取り組む。
大人も操作方法を教えてもらいながら一緒に取り組み、活動の合間にお菓子を食べながら談笑。
最後はみんなで片付けをして解散した。
例2
体験活動でアクセサリー作りをした。多くの子どもが入れ替わりながら講師とアクセサリーを作り、待っている人はボードゲーム等で遊んでいた。
大人も一緒に作り、お互いの作ったものを見せ合いながら、お話をした。
最後はみんなで片付けをし、講師にお礼を言って解散した。
例3
普段よりも大きな部屋を借り、卓球をした。
コミュニケーションを取りながらラリーを続けたり、点数を数えてミニゲームをしたりして、体を動かすことを楽しんだ。
運動が苦手な子どもや大人も、やっている人を見ながら一緒に談笑していた。
Achievements
本活動は、引きこもり、不登校または困りごとを抱える子どもに対し、安心して過ごせる居場所を提供し、体を動かしたり、一緒に遊んだり、話したりしながら、参加者の社会参加意欲、自己肯定感、自己有用感を高めてもらうことを目標としていた。第1期(2024年9月から2025年8月)は活動を通して、下記のような成果をあげている。
①子どもの居場所を週1回4時間、計51回実施。体験活動を月1回、計11回実施。
②悩みや困難を抱え、場合によっては社会に出ていくことに疲れた子どもが、ゆっくりと過ごし、心のエネルギーを高めていく過程で自己肯定感を向上させていくことがわかった。
③子どもたちが居場所で高めたエネルギーを発揮し、他者との交流、社会参加、新しいことへの体験を行ってくれた。
④子どもがゆっくりと過ごせる空間を維持するために、スタッフが専門家と一緒に事例検討したり、研修を受けて自信を持ったりすることが子どもとスタッフの関係変容につながった。
Necessary expenses of the business
会場費・・・1回約2,000円(年間50~52回。計100,000~104,000円)
現在、区の公共施設を借りています。会場が変更した場合、会場費も変わります。
物品購入費
①体験活動の用具・・・約5,000円/月(年間60,000円)
体験活動の実施のために必要な用具等。
②文房具等・・・約10,000円
居場所の中で子ども、大人が使うペンや学習支援で使う文房具等。
③図書購入費等・・・約50,000円/年
遊ぶためのボードゲーム、勉強を教えるための教材等。
④コピー用紙・・・約10,000円/年
体験活動の講師謝礼金・・・1人5,000円~(年間約50,000円)
その他
・体験活動の一環で行く施設の入場費
・Wi-Fi
・印刷費