Issues we are working on
無料×自由なフリースクールづくり
現在不登校児童生徒数は35万人を超えています。
しかしそのうちフリースクールに通っている子どもの割合はわずか約4%。
不登校生のほとんどが、家と学校を含めて行き場をなくしている状態です。
そこで私たちは、様々な理由から学校に「通えない」「通いたくない」小・中学生が、安心して過ごせる居場所づくりをしています。
BONPLACEの特徴は次の三つです。
1.利用無料
フリースクール利用率が低い原因の一つに費用面があげられます。
フリースクールの平均月謝は約3〜4万円で、公立の小・中学校に通うためにかかる費用約1万円と比べるととても高額です。
しかし「義務教育」は全ての子供が持つ権利で、経済的な理由からそれを諦めてしまうことはあってはなりません。
そのため私たちは「利用無料」にこだわった居場所づくりをしています。
利用無料であれば、親子間で「お金を払っているから行って欲しい」「お金を払ってもらっているから行かなきゃ」といったストレスが生まれることもありません。
子ども、親どちらにとっても参加への心理的ハードルが下がります。
2.事前予約・登録が必要ない
不登校生は気持ちが不安定な状態であることが多く、外に出ることや新しい場所に行くことに強い不安を感じます。
気分や体調も揺らぎやすく、「行こうと思っていたけど、当日の朝になったらお腹が痛い...」といったこともよくある出来事。
BONPLACEはそんな参加への心理的ハードルを下げるため、利用にあたって事前予約・登録を不要にしています。
3.カリキュラムがない
BONPLACEにはカリキュラムがありません。
子ども自身がその日の気分によって活動内容を自由に決めることができます。
ゲームなどを通じて子どもたちの間で交流が生まれ、人との関わり方を学んでいきます。
スタッフはそんな子どもたちのサポーターです。
「居場所がある安心感」は次の一歩を踏み出す支えになります。
それは元当事者である私たちが一番実感していること。
BONPLACEはこの先も誰もがいつでも安心して帰ってこられる場所であり続けます。
保護者の方からの相談受付
不登校は子ども本人だけでなく、保護者の方にとっても大きな悩みになります。
BONPLACEは日々の不安や家庭でのサポート方法などを、保護者の方が安心して相談できる窓口としても活動しています。
気軽に話せる相手がいることで、家庭全体の負担が軽くなることを目指しています。
高校生の不登校や大人の居場所づくり
高校生の不登校数も増加中です。
中学卒業後も、不登校経験による孤立や再チャレンジの難しさは続くことがあります。
BONPLACEはそんな高校生・大学生・若者にスタッフを務めていただいています。
子どもの対応というよりも、まずは自分が遊びに来る感覚でスタートし気づけば子ども達の人気者に。
普及啓発活動
不登校への偏ったイメージは、子どもや家庭を追い込んでしまうことがあります。
「不登校」というワードが世の中に広まりつつある今、正しい理解を広めていくことが必要です。
そこで私たちは保護者の方に向けて経験者の目線から「不登校のリアル」をお話ししています。
また、地域の人や教職関係の方に向けた研修も行っています。
Why we are tackling this issue
「自分と似た境遇で悩む不登校の居場所を作りたい」
2021年、当時18歳だった代表の日野が立ち上げました。
不登校について調べていくうちに次々と疑問が浮かび上がりました。
・不登校ってこんなにいた!?(当時全国約20万人、現在約35万人)
・フリースクールに通う子どもは約4%
・フリースクールって無料じゃない!?(平均約3〜4万円/月)
この疑問に一つ一つ向き合ってできたのが今のBONPLACEです。
経験者の目線を大切に当時の自分が欲しかった居場所づくりをしています。
How support is used
子どもたちにより多くの学びの機会を提供するための費用に充てさせていただきます。
・イベント開催時の会場費
・教材や物品の購入費
・スタッフの人件費 など

