私たちの取り組む課題



無料×自由なフリースクールづくり
2024年度、全国の小・中学校の不登校児童生徒数は約35万4千人となり、過去最多となりました。
しかし、不登校の理由や、必要としている支援は一人ひとり違います。
「学校には行けない。でもずっと家にいたい訳でもない」
「誰かと話したい日もあれば、一人で過ごしたい日もある」
そんな気持ちを抱えていても、学校以外に安心して過ごせる場所を見つけられず、子ども家庭だけで悩みを抱えることがあります。
BONPLACEは、学校に戻ることだけをゴールにするのではなく、子ども自身が安心して過ごし、人とつながる選択肢を増やすことを大切にしています。
1.利用無料
フリースクール利用率が低い原因の一つに費用面があげられます。
フリースクールの平均月謝は約3〜4万円で、公立の小・中学校に通うためにかかる費用約1万円と比べるととても高額です。
しかし「義務教育」は全ての子供が持つ権利で、経済的な理由からそれを諦めてしまうことはあってはなりません。
そのため私たちは「利用無料」にこだわった居場所づくりをしています。
利用無料であれば、親子間で「お金を払っているから行って欲しい」「お金を払ってもらっているから行かなきゃ」といったストレスが生まれることもありません。
子ども、親どちらにとっても参加への心理的ハードルが下がります。
2.事前予約・登録が必要ない
不登校生は気持ちが不安定な状態であることが多く、外に出ることや新しい場所に行くことに強い不安を感じます。
気分や体調も揺らぎやすく、「行こうと思っていたけど、当日の朝になったらお腹が痛い...」といったこともよくある出来事。
BONPLACEはそんな参加への心理的ハードルを下げるため、利用にあたって事前予約・登録を不要にしています。
3.カリキュラムがない
BONPLACEにはカリキュラムがありません。
子ども自身がその日の気分によって活動内容を自由に決めることができます。
ゲームなどを通じて子どもたちの間で交流が生まれ、人との関わり方を学んでいきます。
スタッフはそんな子どもたちのサポーターです。
「居場所がある安心感」は次の一歩を踏み出す支えになります。
それは元当事者である私たちが一番実感していること。
BONPLACEはこの先も誰もがいつでも安心して帰ってこられる場所であり続けます。
保護者の方からの相談受付
不登校は子ども本人だけでなく、保護者の方にとっても大きな悩みになります。
BONPLACEは日々の不安や家庭でのサポート方法などを、保護者の方が安心して相談できる窓口としても活動しています。
気軽に話せる相手がいることで、家庭全体の負担が軽くなることを目指しています。
高校生の不登校や大人の居場所づくり
高校生の不登校数も増加中です。
中学卒業後も、不登校経験による孤立や再チャレンジの難しさは続くことがあります。
BONPLACEはそんな高校生・大学生・若者にスタッフを務めていただいています。
子どもの対応というよりも、まずは自分が遊びに来る感覚でスタートし気づけば子ども達の人気者に。
普及啓発活動
不登校への偏ったイメージは、子どもや家庭を追い込んでしまうことがあります。
「不登校」というワードが世の中に広まりつつある今、正しい理解を広めていくことが必要です。
そこで私たちは保護者の方に向けて経験者の目線から「不登校のリアル」をお話ししています。
また、地域の人や教職関係の方に向けた研修も行っています。
なぜこの課題に取り組むか



「自分と似た境遇で悩む不登校の居場所を作りたい」
2021年、当時18歳だった代表の日野が立ち上げました。
不登校について調べていくうちに次々と疑問が浮かび上がりました。
・不登校ってこんなにいた!?(当時全国約20万人、現在約35万人)
・フリースクールに通う子どもは約4%
・フリースクールって無料じゃない!?(平均約3〜4万円/月)
この疑問に一つ一つ向き合ってできたのが今のBONPLACEです。
経験者の目線を大切に当時の自分が欲しかった居場所づくりをしています。
支援金の使い道



「利用無料」を、これからも続くけていくために
BONPLACEが利用無料の居場所を続けるためには、活動を支えてくださる皆さまの力が必要です。
いただいたご支援は、子どもたちが安心して過ごし、さまざまな経験ができる環境をつくるために活用します。
主な使い道は、
・居場所やイベント開催時の会場費
・教材・工作用品・遊び道具などの購入費
・調理実習や運動など、子どもたちの体験活動費
・子どもたちを支えるスタッフの人件費
・居場所を継続して運営するために必要な費用
例えば、500円のご支援で、子ども1人が1回のイベントに参加するための費用を支えることができます。
・調理実習をする。
・体育館で思いきり体を動かす。
・工作に挑戦する。
そうした一つひとつの経験も、子どもたちが人や社会とつながるきっかけになります。
私たちが守りたいのは、単に「無料で利用できること」だけではありません。
家庭の経済状況に関係なく、子どもが「今日は行ってみよう」と思ったときに選べる場所があること。
皆さまからのご支援が、その選択肢をこれからも地域に残していく力になります。
学校以外にも、「ここにいていい」と思える場所を。
BONPLACEと一緒に、この居場所を育てていただけたら嬉しいです。

