Issues we are working on
1.孤独感や心の悩みの増加
内閣府の「孤独・孤独の実態把握に関する全国調査」(令和5年)によれば、孤独感を「時々感じる・常に感じる」と回答する割合は増加傾向にあります。孤独感や社会的孤立は、うつ病や不安障害などのリスクを高め、地域コミュニティ全体にも影響を及ぼす可能性があります。
社会構造の変化やデジタル化の進展により、地域コミュニティや家族間のつながりが希薄化しています。
2. 固定観念と無意識が生み出す壁
日本社会には、根深い固定観念や無意識の偏見が存在します。内閣府の調査によれば、約半数が「男性は仕事をして家計を支えるべき」と考え、3人に1人が「女性は感情的になりやすい」と認識しています。これらの偏見は、多様性の受容力を阻害し、個人の成長と社会の発展に悪影響を与えています。
性別にとらわれず自由に生きるために 「日本の高校生のジェンダー・ステレオタイプ意識調査
3.日本の伝統文化の衰退
効率化やグローバル化の進展に伴い、日本の伝統工芸や文化が次第に失われつつあります。文化庁の「文化に関する世論調査」では、伝統工芸品の生産額が過去数十年で大幅に減少しており、後継者不足も深刻な問題となっています。
4. 持続可能な経済モデルの欠如
現代の経済システムは、環境負荷や資源の浪費が問題視されています。持続可能な経済モデルの構築が急務であり、価値交換を基盤とした新たな経済圏の確率が求められています。
これらの課題に対して、ネオパラダイスは具体的な取り組みを通じて、生きやすい社会の実現を目指しています。
Why we are tackling this issue
ネオパラダイスは、現代社会が直面する以下の課題に取り組むことで、誰もが自分の存在を肯定し「生きているって素晴らしい」と実感できる社会の実現を目指しています。
1.孤独感や心の悩みの増加
人間関係の希薄化やストレスの増大により、多くの人々が孤独感や心の悩みを抱えています。様々な場面でやりがいのある満足感、自己肯定感を得られる機会を提供し、そこから新たな経験や気づきなどを得ながら、個人が成長し、社会全体が発展していく仕組みの構築を目指しています。
2.固定観念と無意識が生み出す壁
社会に根付く固定観念や無意識の偏見は、多様性の受容力を弱め、個人の可能性を制限しています。個人の特性を尊重し、不足部分を補い合って生きる仕組みと、多様性を尊重する意識の変革が重要だと考えています。
3.日本の伝統文化の衰退
効率化やグローバル化の波により、日本の豊かな伝統文化や工芸が失われつつあります。
ネオパラダイスは日本の伝統文化を世界に発信し、ひとつひとつの作品が持つ個性や素材の魅力、手作業の唯一無二の温もりを再認識してもらうことで、その価値を見直し、継承者を増やし、文化の維持と発展につなげたいと考えています。
4.持続可能な経済モデルの欠如
現在の経済システムは、環境への負荷や資源の浪費を招き、持続可能な循環を妨げています。そこで無駄に捨てられてしまう物質的、精神的な資源(温もりを含む)を循環させ、価値交換型の経済圏を構築することで、環境と調和した持続可能な社会の実現を目指します。さらに、AI技術を取り込むことで、効率的かつ容易に、時間や経済的な負担を軽減しながら社会問題の解決に繋げていくことが可能だと考えています。
これらの課題に向き合い、多様な価値観を尊重しながら、自他を認め合い、支え合い、誰もが自由に生きられる社会の実現を目指します。
How donations are used
皆様からの温かいご支援は、ネオパラダイスの活動を継続・発展させるために大切に活用させていただきます。
具体的には以下の活動に充当させていただきます。
「ひとりぼっちにならない寄り添い傾聴ルーム」の運営
- 孤独感や心の悩みを安心してお話しいただけるオンラインスペースの維持・改善
- 傾聴士の育成や研修
情報発信・意識改革活動
- 固定観念を見直し、多様性を尊重する社会を広げるための講座・イベント開催
- 伝統文化の価値を発信する動画制作や広報活動費
持続可能な経済圏の構築
- 価値交換型経済システムの実験・導入研究
- 物質的・精神的な資源(温もりを含む)を循環させる仕組みづくり
AIを技術活用した社会問題の解決
- AIを活用し、時間や経済的な負担を軽減しながら効率的に課題解決を促進
皆様のお力添えによって、一人でも多くの人が「生きているって素晴らしい」と感じられる社会を共に創り上げていきましょう。