【キャンパス実況中継】バナナの茎が飼料に変わる! ーアジア学院の学生たちは、日本でどんな農業技術を学んでいるの?
2026/9/17 09:43

いつも私たちの活動をお支えいただきまして、どうもありがとうございます。
9月は、皆様がご支援してくださっている西日本研修を含めた、アジア学院の9か月間の研修の様子をリアルタイムでお伝えしています。
アジア学院の学生たちは、日本でどんな農業技術を学んでいるの?
日本の農業というと、機械やテクノロジーを駆使した先進的なイメージがありますね。アジア学院の学生たちはきっと、日本という”先進国”に留学し、最新の技術を学び、祖国の発展に役立てるのだろう。そのように考える方もいらっしゃるかと思います。しかしながら、アジア学院が教える農業は、そのようなものとは異なります。
学生たちは、耕運機を始めとした農業機械にも、ほとんど触れることはありません。いくら日本で最新の農業技術を学んでも、祖国で適用できなければ、意味がないと考えているからです。ここで教えるのは、農薬や化学肥料のコストがかからないので貧しい農村でも取り入れやすく、環境にも人にも優しい有機農業です。
さらには、肥料の作り方一つとっても、東南アジア、アフリカ、太平洋地域、様々な地域からの学生が、各地域で同じ材料を手に入れるのは容易なことではありません。そこで、私たちが大切にしているのが、「What you need is around you(必要なものはすべて身の回りにある)」と「Utelizing Local Resounrces(地域資源の活用)」いう考え方です。
アジア学院では、お米のもみ殻や鶏フンがたくさんありますから、それを活用しますが、地域によっては、トウモロコシの芯やゾウ(!)のフンのほうが都合の良い場合もあるのです。

もう一つ、皆さんにご紹介したいのが、「フードライフ」という言葉です。これは、アジア学院独自の言葉であり、「フード(食べもの)」と「ライフ(いのち)」は切っても切り離せないという考え方です。60種類以上の野菜や作物、複数の家畜を育て、90%以上の食料自給率を実現するアジア学院では、毎日朝晩、学生たちやボランティア、ビジター、スタッフが皆で農場や家畜、食堂での調理を分担するフードライフワークという時間を通じて、食べものを育み、一人一人のいのちを支えています。学生たちは、自然と調和した「フードライフ」の学習と日々の実践を通して、健康的で豊かな食生活を支える持続可能な農業への理解を深め、コミュニティの自立を促す方法を身につけていきます。
50年近く、農薬や化学肥料を使わずに作物を育て続けたアジア学院の畑の土は、黒々として柔らかく、毎年、大人数のコミュニティを豊かに養ってくれます。どの国、どの地域においても、有機農業の普及は決して楽な道のりではありません。ですからアジア学院の長年の実践例は、多くの学生たちとって大きな励ましとなっています。
さて次は、教務課からの報告を通して、学院の授業の様子をのぞいてみましょう!
季節の個人プロジェクト ーそれぞれの課題に取り組んだ3日間
8月、学生たちは3日間にわたり「季節の個人プロジェクト」に取り組みました。
特筆すべきは、学生同士が互いから多くを学び、自分自身の知識を効果的な資源として活用し合っていた点です。いくつかのプロジェクト(順調に進んでいるように見えるキノコプロジェクトなど)は現在も継続されており、その成果がとても楽しみです!夕食時に、学生同士で自分たちが学んだことを共有し合う姿もよく見られ、大変嬉しく感じます。

せっけん作りを行う、マラウイの学生 ジェイジェイ
バナナの茎が飼料に変わる! ーECHOアジアのショーン氏から学ぶ、実践型クラス
「低コストでも効果的な家畜の飼育方法とはどのようなものか。」
「 なぜ家畜の栄養管理が重要なのか。」
「農園で使用する種子はどのように選別、洗浄、保存すればよいのか。」
この日のゲスト講師である、ECHOアジア インパクトセンターのショーン・スノクセル氏は、理論と実践を通してこれらの疑問やその他の質問に答えてくださいました。特に学生たちは、実用的な飼料の作り方や栄養計算のやり方について有意義な学びがあったようです。さらに、地域資源を活用し、バナナの茎の発酵飼料を作ることができ、さっそく活用できることを楽しみにしています。

真剣なまなざしで、講師の話を聞く学生たち
🚌皆様の温かいご支援に、心より御礼申し上げます!
9月末までファイナルゴールに挑戦中です🙌引き続き、応援、伴走をよろしくお願いいたします。
世界の農村コミュニティリーダー22名に「痛みと再生」を学ぶチャンスを!あなたの寄付が隣人とやさしく生きる世界を作ります。
📱アジア学院の公式SNSのリール、ストーリーでは、サポーターの皆様からのメッセージや、学生たちの研修の様子をご紹介しています。
どうぞご覧ください!
「学生1人が1日、現場へと向かう燃料代」
1,000円
マイクロバスが25km前進するための燃料サポート(または、安全に駐車・休憩するための駐車場代・雑費)
燃料代(40円/km)×25km。気軽に参加でき、学生の1日の移動や安全な駐車・休憩を直接支える項目です。
「3,000kmの道のりを支える安全なインフラ費用」
3,000円
長距離移動を安全に走るための高速料金・駐車場代のサポート(または75km分の燃料代)
75km分の走行燃料、または旅の安全な走行環境(高速・駐車場)を確保するための実務費用に充てられます。
「学生1人分の全行程(3,000km)の高速道路料金」
5,000円
学生1人が西日本各地の研修先へ安全かつ時間通りに移動するための高速道路利用費
長距離移動の負担を和らげることで、学生が次の研修地での体験や対話に100%集中できる環境を整えます。
「学生1人分の夜間フェリー移動&温かい朝食サポート」
10,000円
大阪—門司間のフェリー移動費(ベッド代)+朝食代(1人分)
長距離移動の体調管理を整え、万全の状態で次の研修地に臨むための大切なサポートです。
「学びの移動拠点・マイクロバスのレンタル費用(約1日分)」
30,000円
レンタルバス代400,000円のうち、研修期間中の約1日分の車両代に相当
移動中も議論と振り返りが生まれる動く教室の1日分を確保し、学生同士が刺激し合い変化していく時間を支えます。
「学生1名が西日本研修(3,000km)を走り切る交通費一式」
50,000円
学生1名が西日本研修(3,000km)を走り切る全交通費(バスレンタル分・燃料・高速・フェリー・駐車場代)
現場で生きた課題に触れ、ひとりの学生が『自らを変え、世界を変えるリーダー』へと成長していくストーリーそのものを丸ごと後押しする支援です。
「学びの場をつなぐマイクロバスレンタル費用の4分の1」
100,000円
レンタルバス代400,000円の25%分を負担。
プロジェクトの基盤そのものを支える大口サポートです。学生全員が西日本を駆け巡り、豊かな学びと出会いを重ねるための移動の土台を力強く支えます。


