【活動紹介01】アクティブ・ウーマンズ・カレッジ
2026/6/15 10:00

アクティブ・ウーマンズ・カレッジ(AWC)は、「何か始めてみたい」「自分らしく一歩踏み出してみたい」と願う女性たちを応援する講座です。
気仙沼市から受託し、2021年から実施しています。これまで5期から9期までの66名の女性たちが参加し、講座をきっかけに、自分の思いや関心を見つめなおし、新しい仕事や地域活動につながったりと、さまざまな形で女性たちの一歩が生まれています。
一方で、一人ひとりの変化が生まれてきたからこそ、その先の課題も見えてきました。
今回は、講座の企画設計から携わってきた栗林美知子と、今期から新たに運営に加わった小山愛の二人が代表して、AWCで大切にしてきたことや、これまでに生まれた変化について語ります。
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小山:
今回、10期の初回講座に参加して、受講生のみなさんの熱量に驚きました。修了生の活動を見て応募してくださった方も多いですよね。
栗林:
そうそう、嬉しいですね。
AWCは、「何か始めてみたいけれど、何から始めたらいいかわからない」「家族や仕事を優先して、自分のことは後回しになってしまう」。そんな地域の女性たちの声を大事にしてプログラムを作ってきました。
スタッフも同じ地域で暮らす女性たちなので、「私だったら参加できるかな」という視点を大切にしてきました。講座の開催日を決めるところから、参加しやすい工夫をして、みんなが安心して集まれて、自分の気持ちを言葉にできる場をつくりたいと思ったんです。

小山:
なるほど、先日の講座でも、「こんなふうに自分の話をする機会はなかなかない」とおっしゃっている方がいましたね。
栗林:
そうだね。
これから講座を進めていく中で、「私はどんなことが好きなのか」「どんなことをやってみたいのか」を考えていく時間があります。自分ひとりではなかなか難しいけれど、グループワークで他の参加者の話を聞いたり、自分の思いを話したりすることで、少しずつ自分の関心や思いが見えてくるんだと思います。
講座の後半には、地元のデザイン会社さんに協力してもらって名刺づくりを行います。その過程でも、受講生自らデザイナーさんに自分の経験を話したり、自分の思いを話していくんです。
完成した名刺を見ると、その人らしさがよく表れていて、毎回感動しています。「私ってこんなことを大事にしていたんだ」と改めて気づいたり、名刺を持つことで「こんなことに挑戦してみたい」という思いがはっきりしたり。
名刺そのものがゴールではなくて、自分自身を見つめ直したり、これからの一歩を考えたりするきっかけになっているのかなと感じています。あと、講座終了後も手元に残るので、みんなの一歩の後押しになると嬉しいです。
小山:
これからが楽しみになってきました!
それから、先日の講座で、「まんまるマルシェ」の話が出ていましたね。
栗林:
うんうん。「awcまんまるマルシェ」ね。それはWEが始めたものではなくて、6期の修了生が中心になって生まれた企画なんだよ。

小山:
そうなんですか!私はてっきりAWCのプログラムの一つだと思っていました。
栗林:
「みんなで何かやってみたい」「自分の夢を小さく実現する場がほしい」という声から、期を越えて修了生たちが集まって始まったのが、「まんまるマルシェ」なんです。
みんなでマルシェのロゴを考えたり、会場を飾るガーランドを手作りしたり、初めてのことばかりで準備は大変だったと思うけれど、当日は沢山のお客様が来てくださって大盛況でした。同日開催された「気仙沼まち大学祭」と合わせて、延べ約500人が来場し、大きな達成感につながったと思います。
今年は2回目の開催となり、9期の修了生は5名参加しました。マルシェが新しいつながりをつくる場にもなっています。こういう動きが修了生から自然に生まれてくることが、とても嬉しいです。
小山:
講座が終わった後のみなさんのつながりや活躍がすばらしいですね。
栗林:
本当にそう思います。
受講後に小さなお店を始めた方もいますし、地域の活動を始めた方、新しい仕事にチャレンジした方もいます。それから、誰かのチャレンジを応援しようと自分のできることでサポートしててくれる人もいます。
一人ひとりの形は違っていても、それぞれのタイミングで、「私にもできるかもしれない」と思って一歩踏み出せる女性が少しずつ増えていることは、地域にとって大きな変化だと思います。
一歩を踏み出したその先を支えるために
AWCを続けてきた中で、スタッフたちが感じていることがあります。
それは、一歩を踏み出す女性たちが確実に増えてきた一方で、その変化や挑戦を継続していくための環境は、地域にまだ十分ではないということです。
「もう少し活動を続けてみたい」「地域のために何かやってみたい」「自分のやりたいことを形にしたい」と思ったとき、一人では難しい場面も少なくありません。
だからこそ私たちは、講座の先にある「やってみたい」を応援するために、小さな実践の機会づくりや伴走支援、地域の人や活動との出会いを大切に育てていきたいと考えています。
今回のマンスリーサポーター募集は、そんな挑戦を続けていくための仲間を増やす取り組みです。
ぜひ、私たちの活動を見守り、応援していただけたら嬉しいです。





