理科ハウスと目指す楽しい閉館の大実験&ミュージアムの閉館実態を探る全国調査への寄付のお願い

支援先

一般社団法人 路上博物館

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一般社団法人 路上博物館

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応援メッセージ: 半田 昌之さん 公益財団法人日本博物館協会 専務理事

2026/6/11 12:00

応援メッセージ: 半田 昌之さん 公益財団法人日本博物館協会 専務理事のメインビジュアル

「これまで」の理科ハウスの歩みを「これから」に活かすために!

2008年5月。神奈川県逗子市池子に理科ハウスが産声をあげた。

えっ、こんなところに科学館? どんなとこ? なにするんだろう?

博物館関係者としては興味津々、鎌倉に住んで池子は米軍施設のあった場所として覚えていて、近くのプールには子どもたちを連れて行っていたが、至って静かな住宅街だ。

そんな場所に誕生した理科ハウスは、館長の森裕美子さんと学芸員の山浦安曇さんのお二人によって18年間「独自のユニーク」な活動を続けてこられた。

博物館の世界でもその活動が注目され、数々の賞も受賞されてきた。


その理科ハウスが2027年5月16日をもって科学館としての看板を下ろすと発表された。

個人としてはとても残念だけど、事情はいろいろあるのだろう。これまでの理科ハウスの活動の成果と閉館に至るプロセスを博物館の未来を考える糧として残すことには、とても大きな意味がある。

理科ハウスが注目された理由は、世界一小さい科学館と自認するハコの小ささでもコレクションの豪華さでもない。理科ハウスという小さな時空で、さまざまな試みを仕掛ける館長と学芸員のお二人と、その企画に参加する利用者とのつながりと、つながることから生み出される多様な気づきと連鎖して創出される新たなつながり、そして、そこにある楽しさ、ではないか、と思っている。


博物館関係者としての私が今いる場所は、公益財団法人日本博物館協会(日博協)という固いイメージの名前の団体で、1928年に創設された古い歴史を持ち2028年に100周年を迎える。日本の博物館の父と呼ばれる棚橋源太郎が、日本も博物館法を整備して全国に博物館を作り、博物館による社会教育を充実させよう、という志を持って作られた協会は、今でも、日本の博物館の振興を目的としてさまざまな事業を展開してる。

さまざまな種類の約1200の博物館が会員となって協会の活動を支えてくださっていて、全国博物館大会を開催したり、日本の博物館総合調査を実施したり、月刊で『博物館研究』を出版したり、博物館法改正や博物館政策の充実のために文化庁を中心とする機関・組織等との連携も行なっている。でも、理科ハウスのような個人の小さな博物館とのつながりは得意とは言えない。


そんななかで、2016年7月号の『博物館研究』の特集テーマが「小さな博物館」になった。理科ハウスの活動も紹介したいという願いを受け止めて、森さんから「理科ハウスの試み」と題する記事をお寄せいただいた。コミュニケーションを大切にする手づくりの科学館の活動に対する反響は大きく、こんな科学館が全国に増えていくといいね、という声も多く聞かれた。


その理科ハウスの閉館は、とても残念なことだけど、ご判断は尊重したい。

閉館を惜しむファンが多い理科ハウスだからこそ、「博物館が閉館するってどういうことなのか」を考えようという有志が立ち上げた興味深いプロジェクト。

作られた博物館はなくならない、というイメージが優先して、閉館・廃館という出来事についての調査や研究はほとんどない中で、これからの博物館を考える上ではとても大切な視点だと思う。


日博協もこれまでの調査データを探索すれば、こうした研究に役立つデータも見つかるかもしれない。日博協が、内向きの調整機能だけでなく、広く社会に博物館のあり方や未来の姿を考える役割を果たすためにも、できるだけのお手伝いをさせていただきたい。

参考リンク

https://www.j-muse.or.jp/

▼クラウドファンディングはこちら▼

https://syncable.biz/campaign/9610

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https://rojohaku.com

代表:森健人

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