なんで多胎支援にかかわるようになったのか理屈で説明してみる39歳の39日間

支援先

NPO法人 つなげる

誕生日

11月21日

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大野 祐一

支援総額

97,240円

/ 390円

24933%
  • 支援総額

    97,240円

  • 支援者数

    21人

  • 残り

    22日

  • 開始日

  • 終了日

支援する

DAY11『負担』

2025/11/27 14:05

辞書なんて引くことなんて日常ではほとんどないですが、現チャレンジ期間中はかなり言葉の意味を調べていて、基本いちばんしっくりする意味をここにコピペしてるだけなんだけど、今日は2つコピペ。

  • 義務・責任などを引き受けること。また、その義務・責任など。「費用は全員で負担する」
  • 力量を超えて重すぎる仕事や責任。重荷。「負担にならない程度の寄付」

動詞でつかうとき「負担する」、名詞でつかうとき「負担になる」、でなんかニュアンスが大きく違う気がするなぁってのが新たな気づき。「負担を負う」とかめっちゃなんか重荷を背負わせてる感じだなと思って、もうちょい調べるとそもそも「背負う」みたいなことが語源にあるようで、「背負う」「背負わせる」的な言葉だと理解して、話を前に。


NPO法人つなげるの団体説明をするときに「身体的にも、精神的にも、経済的にも負担が大きい」という説明をよくする。そもそもこの使い方が正しいのか?という疑問が出てきている。負担じゃなく、負荷ではないのか、いや負荷はどうやら外圧的なものみたい、とするといったん負担でよさそうなのかな、とまだ正しい表現方法には至ってない。

人間という生物は、ひとつの命を産み育てることがノーマル仕様であることに異論はでないという前提で話すと、ふたつ以上の命を産み育てるのはスペックオーバーであり、「力量を超えて重すぎる仕事や責任」を負っているいる状態の『負担』にあたるのは、至極まっとうなとらえ方だと思う。

普段から「普通」「当たり前」を振りかざす人は、あまり奥深くまで考えずに言葉を発する人が多いような気がしていて、「双子だろうとなんだったとしても、自ら望んで出産したんだから、まずは自分の力で子育てするのがふつうだし、みんな当たり前のようにやっている」というのがとてつもない暴論だということには気づかない。

たぶんだけど、なんで自分ひとりでそれをやらなければいけないというのを当たり前に受け入れてしまっているのだろう、というのがこの多胎支援を始めた当初の違和感だったのかもしれないなと、いまはじめて気づいた気がする。もっともっと他の人の手助けを借りてほしいなというのが、おせっかいな自分のひとつの側面。

そういう状態にもかかわらず、つなげるのピアサポーターとして「支援に回って恩返しがしたい」という2歳児双子ママ。「最近余裕が出てきたんですよね」、いやいやまだまだこれからも大変だと思いますよー、という会話をこの数年で何回もしている気が。


誰かが誰かを助けたい気持ちをどうこうする必要は絶対にないけれど、誰かに助けてほしいという気持ちはもう少し第三者から育てることができるんじゃないかなぁと思う。

それではまたDAY12で!


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代表:中原美智子

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