DAY1『目的』
2025/11/17 11:08
まずは言葉の定義から。
自分にとって『目的』とはいまの行動がどこに向かっているのか、最終的に何を実現したいのか、自分の動きを方向づける“中心の目印”みたいなもの。
自分がNPO法人つなげるに関わり続けている『目的』とはいったいなんなのか?
『命の誕生を当たり前に喜べる社会を実現する』というのがつなげるのToCで掲げている究極成果。それはつまり、喜べない人が社会の中にいるということであり、僕個人としては全くわからない感覚のひとつでもあること。
そう考えると、「知らないこと」ことが好きな自分自身の性格上、新しい環境や人、考え方に出会える環境として、つなげるという団体はもってこいの場所であって、離れるのはもったいない気がしている。
ただ、自分はどこに向かっているのか、何を実現したいのか、っていう問いの答えにはなりえない。
話がめちゃくちゃそれるような気がするけれど、自分の子どもや何か相談を持ち掛けられた人に対していろいろな選択肢を見せることができる人間でいたいと思っている。もう少し正直に言うと、自分の子どもだけでよくて、ほかの人はついでかも。
「〇〇しないといけない」「〇〇じゃないのはおかしい」っていうのはすごく嫌いで。ルールや型にはまるのがほんとに嫌い。
つなげるという団体にかかわり続けることで、いままで全く知らなかった活動をしている人におかげさまで出会うことができています。そのおかげで、わが子が何かで困ったときにアプローチする手段がたくさん増えています。そして何よりも、会わせたい・接してほしいと思う大人がたくさんいます。
でもそれは何人いればOKなのか、何個アプローチできればいいよね、というゴールは存在しないので、どれだけあったとしても満足するということがないです。
どこに向かっているのか・何を実現したいのか、、、自分の子どもが何か迷ったり困ったりしたときに、同じ目線で話し・悩み・アクションがとれる自分になりたい。ほんとにそれだけ。自分のモチベーションの源泉はただただこれだけ。
たぶんこれを聞くと「NPO法人つなげるじゃなくていいのでは?」という別の質問が出てきそうだけど、『目的』だけにフォーカスをあてるとそれに触れるのはキーワードからずれる気がするので、このシリーズのまた別の機会で触れればと思います。
話し方ひとつとっても、相談支援をされている方の話を聞かせてもらったりすると、いろいろな方法や考え方があることを知ることができる。悩みも、自分が子どものときに経験したようなこと以外も世の中にはたくさんの悩みがあることを知ることができる。アクションも、どこの誰に話をしにいけばいいのか、どういう居場所があるのか、どういうサービスがあるのかも知ることができる。
ほんと、ここにいることは目的を果たすうえで、何不自由ない場所であることだけは間違いない。
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