一年に一度、一校の子どもたちへ
2025/12/27 23:55

11月30日に本キャンペーンを終えて
8人分の一年間の教育費(学費+寄宿費)、合計304,290タカ(約388,120円)を
12月15日、進学先の中学校へ納入しました。
納入金について
①本キャンペーンでご協力くださったみなさん 66%
②里親さん(子ども一人の継続支援者さん) 34%
からご寄付をいただきました。
まず、昨年より良くなかったことだけど、備忘録として書いておきたいと思うのは
子どもたちの家族からは納入金を、昨年のように10%どころか、一タカも納入してもらえなかったこと。
昨年のレポートでも、マイナスイメージとなろうとも、辛く厳しい現実を書き残しています。
https://syncable.biz/campaign/6820
そして、昨年より良かったことは
本キャンペーンの支援者数が9人→29人に増えたこと!!(ページ上では21人となっていますが)
また、一企業も1人として数えさせていただいております。
実際の支援総額(ページ上ではなく)は、納入金を上回り
その分は、キニティウスクールの運営やチョトベラの各活動に役立たせていただきます。
ご寄付だけではなく、円と現地通貨の交換において
ご寄付が一円でも多く、きちんと支援にあてられるように手助けしてくださった方
現地から日本へ、子どもたちからのレターを持ち帰ってくださった方など
色々な応援に支えられて、今年度も少数民族の子どもたちの進学支援の活動を行うことができました。
進学支援生8人は、11月下旬~12月上旬に年度末試験があり
12月中旬、このたびキニティウファミリーとなってくださった方々や里親さんへ贈るサンクスカードを作りました。昨年は一人1枚担当したのが、今年は一人3~4枚ずつ担当。全員が全カードに名前の寄せ書きもしました。国を越えて、たくさんの人たちが自分たちを支えてくれていると、きっと実感したことでしょう。


1月上・中旬にはまた進級!

キニティウスクールも同様に
12月に卒業したのが今年度は7人。この子どもたちの進学についても、できる限り見守り
1月中・下旬にはまた新入生がやってきて・・・続いていきます。大変だけど、楽しみ!!
振り返れば、今年度は2人(本活動で最初の支援生)が高校受験に至った年でもありました。
話は戻り
恒例のキャンペーンとして寄付を募った今回、同内容で二度目の資金集めというのに抵抗がありました。
ぽろっとその気持ちを漏らしたところ、逆に、一年に一度、この時期にあるっていうのが良いじゃない!と言ってくださった方がいました。
また、以前現地で言われた「あなた(私)がもっと政治的になれたら、この地域で 1000 のキニティウスクールを造ったり運営したりできるのに」という言葉を皮肉に感じていて・・・
それでも私は、一校を一家族のように思い、一人一人を大切にできるように、キニティウを豊かにしていきたい!と思うから、これが良いと感じてくださる方々に、一緒にいてもらえたらと思います。

来年度も、キニティウスクールの子どもたち、中学校への進学支援生、私たちチョトベラを、どうぞよろしくお願いいたします♧
← 活動報告一覧へ戻る


