キニティウから巣立つ子どもたちの進学と成長を支えるキニティウファミリーになろう!

寄付先

NPO法人 チョトベラ

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NPO法人チョトベラ

支援総額

203,693円

/ 390,000円

52%
  • 支援総額

    203,693円

  • 支援者数

    10人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

進学生11人、全員進級することができました。

2024/12/27 20:02

進学生11人、全員進級することができました。のメインビジュアル

10月27日に本キャンペーンを終えて


①本キャンペーンでご協力くださったキニティウファミリー

②里親さん(子ども一人の継続支援者さん)

③子どもの実家の家族

④チョトベラ

からの資金を合わせ

11人分の一年間の教育費(学費+寄宿費)合計403,260タカ(約523,000円)を

11月13日に進学先の中学校モノゴールへ納入しました。


ちなみに、資金の割合は ①39% ②25% ③9% ④27% です。


11人の子どもの家族から、代表して2人のお父さんが

チョトベラのローカルマネージャーと共に

隣県にあるモノゴールのアカウントオフィスへ


やっとの納入の折に、残念だったのが、この代表者がなかなか決まらなかったこと。

家計が苦しく教育費がない、教育のために払いたくない、などは以前から分かっている残念なことですが

お金が集められても、払いに行くのに時間や労力、移動費さえ費やしたくなさそうで

私たちは、せめて2人の親が代表で払いに行き、その他の親が2人分の移動費を出すことを提案しました。

ローカルマネージャーが、誰も行かないならもう払わない、集まったお金も返す!と言って

ようやく、納入のために動き出しました。

こんな望みがなさそうで、がっかりさせるようなことは、私たちも伝えたくないですが、

これが難しい本当の問題(の一つ)であり、子どもたちの境遇だと伝えたいので…


納入前、あと少し資金を負担できないか尋ねると

子どもの方へ「もう進級しなくていい」と言って

女の子も、男の子まで涙ぐむのを目にしました。


よく、他のもうちょっと発展している途上国で

地域の人々やコミュニティがNGOを手伝って、一丸となっている光景を見たり聞いたりすると

どうしてここはそうならないの?と辛い気持ちになります。

チッタゴン丘陵地帯に関しては、国内で唯一の軍政で、支援が届きづらい地域なために、子どもたちの親世代は無教育が多く、教育の意味や後々の恩恵などを想えなかったり

政府から時々ある支援は、先住・少数民族の人々が望まないものや、一度きりのショーのようなものばかりで、呆れたり諦めたりしてしまっているからなのかもしれません。

「この場所はまだ支援をする(受ける)準備ができていない」という現地の若者の言葉は的確で

それでも今、色々な支援や協力が必要なのを私たちは知ってるし

僅かずつだけど、親たちと理解し合い始めてる気もするから

より良くなっていくために、子どもたちの世代を豊かに育んでいけたらと思います。

[中学校を子どもたちに案内してもらった後の背中]


いつか、子どもたちがこの活動の仲間や、バトンを渡せるぐらいになったらいいな…と思ったり

人生色々だから、そうならなかったとしても、

子ども時代からたくさんの大切な時間を共に、支援者ではなく家族のように、生きる道に影響させてもらえたら、それでじゅうぶんと思ったりもします。

今回キニティウファミリーとなってくださったみなさんとも!!

[キンルンの日本の里親さんから彼女へ届くお手紙を、なぜかみんなで毎回楽しみにしている]


11人の内、3人は10年生を修了。

2025年5月、国家統一試験 SSC(Secondary School Certificate)を受験し、高等教育(Intermediate College)への入学資格を取得します。


8人は、1人がクラス8、6人がクラス7、1人がクラス6に進級します。


そして、2024年12月にキニティウを卒業した7人の内、今回は1人(ムロ族の女の子)の進学支援をする予定で、2025年1月末の中学校入学へ向けて、

またこの子の進学と成長を支える里親さん・キニティウファミリーを募集しています♡

[2024年12月24日、入学試験のために片道4時間の道のりをバイクで、親子を連れていくチョトベラのローカルマネージャー]


パイエン(この子)のお姉ちゃんへしてあげられなかった後悔してる活動や

全員支援できず選択せざるを得ない時、途中にドロップアウトしてしまう時、親とどうしても理解し合えない時など

慣れることなく辛い思いをするけど、

これで良かったと思える未来になるように、続けていこう!


『ありがとう』

子どもたちが初めて書こうと挑戦した、ひらがな。

里親さんと、今回キニティウファミリーとなってくれた方々へ、もうすぐ届くと思います♡


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https://ja.chotobela.org

代表:原田夏美

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