
seriplus
はじまりは、93歳の祖母の笑顔でした。
介護に向き合う日々の中、祖母が孫と囲碁で遊んで笑った——その瞬間を見たとき、
「人と人が関わることの力」を心の底から感じました。
その体験が、私たちの原点「ふれあい囲碁®」の始まりです。
囲碁を通じて、子どもから高齢者までが対話し、互いを認め合う時間をつくる。
勝って喜び、負けて悔しがる。頬に朱が差し、碁石を置くたびに互いに
何度も名前を呼ぶ。
この笑顔をたくさん増やしたい。そんな思いで6人の仲間と囲碁ふれあいネットワーク大分支部を立ち上げました。
そんな場づくりを続ける中で、地域やNPOの現場に共通する課題——“つなげる人がいない”“相談できる場がない”——に気づきました。
そこから「人と人、団体と団体をつなぐ」中間支援の活動へと歩みを広げてきました。
25周年のバースデードネーションでは、次の25年に向けて、
① ふれあい囲碁®の継続
② 地域・NPOをつなぐ中間支援の強化
を中心にに活かします。
ふれあい囲碁の教材や交通費、相談対応の時間——その一つひとつが、地域で人をつなぐ“目に見えない支え”になります。
この“裏方”の歩みに、ぜひ寄付という形で力を貸してください。
【プロジェクト概要】
期間:11/1(土) 00:00〜12/13(土) 23:59
目標金額:10万円
目的:設立25周年を記念したバースデードネーション。事業継続のための寄付募集。
寄付金の使途:ふれあい囲碁®の継続・NPO・地域団体への中間支援の強化

この25年、まちの課題に向き合う人たちと共に、つながりの輪を少しずつ広げてきました。
誰かの困りごとを聴き、つなげ、また別の誰かへと橋をかける。
これからもその姿勢は変わりません。そして25周年を機会に地域を支える仲間もっと増やしたいと思っています。
寄付という形で、ぜひ仲間に加わってください。
その一歩が、地域の「話し合える力」につながります。
— 特定非営利活動法人地域ひとネット
代表理事 谷川真奈美

出発点は「祖母を元気にしたい」という願いからでした。
そのとき、幼稚園から帰ってきた娘が教えてくれた簡単な囲碁がきっかけで、祖母の表情に笑顔が戻り、”人と関わる力”が生まれました。
「関わる相手がいるだけで、人は変われる」——この体験が、今の活動すべての原点です。
やがて幼稚園や高齢者施設で、ふれあい囲碁®を通じた交流が広がり、
「人と人が出会い、話せる場を増やすことこそ、地域を元気にする」
という信念をもって歩みを続けてきました。
私たちは25年前に6人の仲間と活動を始めました。
最初は「ふれあい囲碁」を中心とした活動でしたが、その後、NPOの中間支援や要配慮者支援を開始し、今年、25周年を迎えました!


地域で活動する人を増やし、続けられるよう支える——
それが私たちの使命です。
年齢・背景・立場の違いを超えて対話が生まれる場づくりを通じて、人とひとが紡がれる地域社会を育むために、
地域で活動する方を増やし、活動が継続できるプログラムや情報提供で「地域活動の裏方を支える」活動を行っています。
① ふれあい囲碁®
勝ち負けではなく「どう思う?」と声をかけ合いながら石を置く、対話型の囲碁プログラム。
子ども・保護者・高齢者が一緒に体験し、ほどよい距離感のつながりを育みます。
学校、地域サロン、職場などでの出前講座・体験会を実施しています。
② 中間支援事業
NPOや地域団体からの「誰に相談したらいいかわからない」という声に応える伴走支援。
定款づくりや申請書の壁打ちだけでなく、他団体や行政・企業との“つなぎ役”としてコーディネートを行います。
相談をきっかけに、協働プロジェクトが生まれることもあります。
③ 要配慮者支援(災害関連)
平時から情報を整理し、いざという時に支援が届くよう備える「おおいた・いとでんわプロジェクト」を運営。
見えにくい声を拾い上げ、地域の仕組みとして支援を届ける活動です。

(大分県内の子ども食堂では、地域のおばちゃんと地域の子どもたちがワイワイとふれあい囲碁を楽しみました)
ある地域サロン。
最初は互いに言葉少なく、椅子の間に小さな距離がありました。
けれど、ふれあい囲碁®の盤を囲むと、「ここに置いたらどうかな?」と視線が交わり、徐々に笑いがこぼれていきます。
勝ち負けではなく、“話しながら置く”時間の中で、初参加の方がそっと石を置き、次第に輪の中に入っていく。
終わるころには「また来ますね」と笑顔が広がりました。
ほどよい距離感の中で、人と人がつながる瞬間です。
中間支援では、団体内のコミュニケーションに関する相談、運営の仕方、会計やボランティアの仲間を集めたいなど様々なご相談があります。
”答えは相手の中にある”という基本を大事にしながら丁寧にお話を伺います。。
言葉を整理しながら、相談者の思いをカタチになるようにしていく。
どのようなカタチがより効果的なものかをイメージして寄り添う時間”を大切にしています。

いま、相談やつながりのニーズは確実に増えています。
「この団体を紹介して」「一緒にやりたい人がいる」——そんな声に応えるには、時間と柔軟性が欠かせません。
しかし、行政委託や助成金だけでは、必要なときに動ける体制を保つのが難しい現実があります。
そこで、自由に使える自主財源を確保し、相談・訪問・コーディネートなど“現場の小回り”を維持したいと考えています。
寄付はそのための「エネルギー」。
地域の現場に寄り添う伴走を、これからも続けるためにご支援ください。

(平成18年に行ったふれあい囲碁を活用した世代間交流の様子)
私たちは主役ではなく、
主役が増える舞台を整えるのが私たちの役目です。
これらを通して、「人とつながる力」を次の世代へ渡していきます。
25周年の節目に、ぜひ地域を支える“裏方”の一歩を応援してください。

※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が団体へ寄付されます。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます!
どうぞ25周年のお祝いとして、ご寄付いただけますと甚だ幸いです。
このキャンペーンの目標金額の達成をサポートするために、応援したい人が自ら支援を集めるキャンペーンのことです。

seriplus


長谷川 拓海


谷川 真奈美

サポートファンディングとは、クラウドファンディングの目標達成をサポートするために、自ら支援キャンペーンを立ち上げて支援を呼びかけることができる機能です。目標金額を設定して自ら支援を集めることで今までよりももっと団体の力になることができます。
大きくない金額でもみんなですれば大きなサポートです。ぜひ以下のボタンからサポートファンディングを始めましょう!

地域ひとネット