3日間のプログラム詳細です
2025/9/4 15:11

3日間のプログラム詳細を公開しました!
タイムスケジュールや講演内容の詳細はこちら↓をご覧ください。
https://morinozaidan.com/news/symp_tokyo_program
開催日ごとのテーマと内容を紹介させていただきますね。
1日目 9月6日(土)
・テーマ:【知る】首都圏の未来をひらく「杜土木」の最前線
・内容:基調講演および専門家による発表「首都圏流域風土の現状と未来への提言」
神宮外苑再開発の問題提起から、能登半島地震後の復興支援、さらには首都圏全体の環境再生に至るまで、各分野の専門家が集まり、「杜土木」および「0次産業」がもたらす未来の社会基盤の可能性を探ります。
都市が抱える構造的な課題に対し、自然との共生を前提とした新たな視点と実践的アプローチをご紹介します。
2日目 9月7日(日)
・テーマ:【語る】都市の小さな循環から、大きな未来を紡ぐ
・内容:徹底討論会「呼吸する都市に向けて〜命が支える循環機能」および交流会
都市の中で生態系の脈循環を実践的に追求する拠点「痩蛙学舎」を舞台に、発表者と参加者が垣根を越えて語り合う徹底討論会を開催します。
現代都市の大部分を占めるのは、「人の暮らしと営み」です。私たちの暮らしの在り方こそが、都市環境の行方を左右すると言っても過言ではありません。
本プログラムでは、「日本人と土」という原点的なテーマに立ち還りながら、住まい・植物・建築・若者の取り組みなどを手がかりに、「いのちの土台」としての環境を都市の中でどう再構築するかを探っていきます。
討論に加え、参加者同士の対話や交流の時間も設け、新たなネットワークの形成や、実践知の共有を目指します。
3日目 9月8日(月)
・テーマ:【歩く】井の頭公園は「扇のかなめ」だったー水脈をたどる発見の旅
・内容:フィールドツアー「流域風土と都市環境のつながりー首都圏流域脈の結節点・井の頭公園と玉川上水に古の智恵をみる」
秩父山系や甲武信ケ岳などの源流域から、武蔵野丘陵を通り、東京湾という下流域に至るまでの広大な水の流れ(流域脈)において、上流と下流をつなぐ「脈軸」 という非常に重要な役割を持っている井の頭公園と玉川上水を実地踏査します。
天然の水脈と、江戸の暮らしを支えた人工の水脈(玉川上水)。二つが交差する「結節点」としての地理的・歴史的意味を、その場で体感、植生や地形、建物の配置を読み解きながら流域全体の壮大な構造を学び、これまでの議論を現実の風景(機能)へとつなげていきます。
1日目、2日目での新しい環境提案に関する体験作業も行います。
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