このような活動を行うために、皆さまのご支援が必要です!
2025/7/10 16:56

ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会は日本被団協と連帯し、原爆が人間にもたらした「死」と「生」に関する証言を散逸させずに、形ある「記憶遺産」として継承するために努めてきました。
70年にわたる被爆者運動史料(被爆者のたたかいの足跡)が「もんじょ箱」251箱、約7,600点、各地の被爆者の綴った被爆証言冊子をはじめとする原爆・被爆者問題に関する書籍・冊子類が約7,000点、20,000冊あまり。さらに証言記録の音声や映像など。
これらを公開できるよう日々整理していますが、そのための人手も資金も足りません。さらに、古い史料は紙がどんどん劣化、崩壊し読めなくなるので、デジタル化保存や発信を進めていますが、ここでも人手も資金も足りません。
一方、被爆者の方から直接お話を聴きつつ、それを文字、映像で記録、マッピングして公開する「未来へつなぐ被爆の記憶プロジェクト」もあります。こちらでは全国各地で証言記録の活動を行っている人びととつながり合って広げていこうとしていますが、いよいよ命の時間とのたたかいとなりつつあります。
被爆・戦後の80年間、「ふたたび被爆者をつくらない」活動はほとんど被爆者だけに押し付けられてきました。しかし、そんな時代はもうお終いです。その足跡を「知り」「受け継ぐ」ことは、核兵器も戦争もなしに生きられる未来をつくるための礎であり、未来を生きる世代、いまを生きる私たち一人一人の責務です。今こそ行動が必要です。
皆さんと一緒に「ノーモア・ヒバクシャ」を継承するために、ご支援をお願いいたします!
← 活動報告一覧へ戻る