
ファミリーホーム(何らかの事情で家庭で暮らせない子どもたちを、事業者の家庭で預かり育てる事業)をしている河野ホームの河野と申します。
現在、ホームに入所している高校生2人がスマサトからスマホを貸してもらっています。
スマサトを知ったきっかけは、スマサトのスタッフさんがホームに入所している児童の児童相談所の元担当福祉司だったことで、その方と以前からかかわりがあったからです。
実際に当ホームでは、子どもが入院したときや子供が受験の試験会場に向かうとき、子どもが出先で自転車が故障したときなど、あらゆる緊急事態の時にお借りしたスマホを利用して助かったことがあります。
当ホームを含め、児童福祉施設には様々なお子さんが入所しています。
知的障害があったり、待つことが苦手であったり、計算が苦手であったり等、いろいろです。
そのような時にスマホがそれらをカバーしてくれることがあります。スマホが杖のような働きをしてくれるのです。ただ、その杖の存在を知らなかったり、杖の使い方を知らなければ杖は使えません。
今後もスマサトにはその杖を子どもたちに配り、使い方を教えてくださることを強く期待しています。
提供していただいたスマホによって、子どもたちは様々な経験を得ました。
その一つに失敗もあります。やはり子どもですので、スマホを不適切に使用することがあります。
そのことをスマサトに相談した際に、「失敗できることもスマサトのメリットの一つ」というお話をしてくれました。大変心強く感じました。
今後とも一緒に子どもたちを見守っていただけると嬉しいです。
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