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社会的養護の子どもたちがスマホを持てる社会にしたい!「子どもの権利」を支えるマンスリーサポーター100名募集

寄付先

NPO法人 スマホ里親ドットネット

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スマホ里親ドットネット

支援者数

6人

/ 100人

6%
  • 支援総額

    11,378円

  • 支援者数

    6人

  • 残り

    32日

  • 開始日

  • 終了日

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社会的養護のもとで暮らす子どもたちがスマホを持つことは贅沢なことなのでしょうか?

スマホは今や誰もが持っていてあたりまえ、遊び・勉強・就活だってスマホなしではできません。

スマホを持つことは「子どもの権利」です。

私たちは、子どもたちが「スマホを持つ」という「あたりまえ」を実現したく活動を続けてきました。

私たちの活動は困難な状況にある子どもに対して、ただ単に「スマホを無償で提供する」というものではありません。子どもに対してスマホを所持させることに、不安を抱き、躊躇する現場の施設職員や里親の立場や悩みに寄り添い、大人に伴走していくことも私たちの大切な活動の1つです。

今後、さらに多くの子どもたちがスマホをあたりまえに持てるよう、みなさまのご支援が必要です。60名の子どもたちへの継続的なご支援の確保と、安心してスマホを使える仕組み作りに挑戦します!

みなさまからのご支援を通じて、社会的養護の子どもたちがあたりまえにスマホを持てる社会を実現していきます。

ストーリー

スマホを持つことは「子どもの権利」

私たちスマホ里親ドットネットは「生まれ育った環境や経済的な理由だけでスマホを持てないことは、子どもの権利の侵害である」と考えます。

多くの子どもたちは家庭の養育者がスマホを子どもに買い与え、月々の費用を支払ってもらっているのではないでしょうか?

しかし児童養護施設などで暮らす社会的養護の子どもたちには、簡単にスマホを持てる環境が整っていません。

自力でスマホの費用を捻出するのが、スマホ所持の条件になっている施設も多いと聞きます。

スマホを持ちたい子どもは、学校の部活動や進学のための勉強をしたくても、バイトを優先せざるを得ません。


そんな子どもたちを1人でも少なくしたいという思いで、スマホ里親ドットネット(通称:スマサト)は、社会的養護のもとで暮らす子どもたちがスマホをあたりまえに持てる社会を目指します。

子どもたちをサポートしていくためには、スマホ里親のみなさまのご支援なしには実現できないと考えています。




新たに27人の子どもにスマホを貸与し「スマホ教室」を開催

スマサトを応援してくださっているすべての皆様のおかげで、2024年度は新たに27人の子どもにスマホを届けました。

これまで、最大60台のスマホを子どもたちに貸与してきました。

2024年度は25人の子どもに向けて「スマホ教室」を26回開催しました。

また、スマホを持つ子どもたちを施設職員や里親が前向きな気持ちで応援することができるよう、23人の大人に向けて「大人向けスマホ教室」を開催しました。

子どもがスマホを持ちたくても持てない理由の1つとして、子どもの周囲の養育者がスマホを持たせることに不安を感じていることが影響していると、活動を通じてわかりました。

子どもたちへのリテラシー教育と同時に、何より大人たちの学びや対話の機会が必要です。

大人同士がフィードバックし合う対話の機会はもちろんのこと、子どもと大人が話し合い、ルールや使い方を一緒に考えるプロセスが何より重要です。

今後は「スマホ教室」の活動にも力を入れていきたいと考えているところです。


スマホを持つことのハードル

社会的養護のもとで生活している子どもはスマホを持つために条件がある?

スマサトが行った独自の調査によって、児童養護施設に入所している高校生のスマホ所持率は、高校生全体の所持率とは30%ほど大きくかい離していることがわかりました。

この調査によって、社会的養護のもとで生活している子どもたちの多くは、「アルバイトをする」、「児童手当を活用する」などの経済的条件をクリアしないと、スマホを持てないことが見えてきたのです。

家族を頼ることのできない子どもがほとんどの中で、「家族割」のようなキャリアの割引制度も当然使えず、支払いが子ども本人の責任となっていることも大きな社会課題だと感じました。

スマホを持つためにアルバイトに専念するため、やりたい部活をやめざるを得ない、学習時間を確保することが困難で進学をあきらめる、といった実態は放置できないと考えています。


充実した学校生活を後押ししてくれるスマホ

もはや「持っていて当たり前、インフラともいえるスマホ」なしでは、人間関係も学校生活も就職活動も十分に成り立たせることが難しい社会になっているのは事実です。

学校生活を送ることができる時間は限られています。スマホを持ち、充実した学生生活を送れる子どもたちが一人でも増えるよう、私たちは早急に「スマホを持てない環境」を解決するべきだと考えています。

子どもの「あたりまえ」が犠牲になってしまうことは避けなければいけません。

「友達や先生とのやりとりや思い出作りができ本当に良かった」

「クラスのLINEグループに入ることができて、うれしかった!」

「スマホがない間は友達と遊ぶのを断っていました。約束の連絡ができないから。」

これは実際に子どもたちへスマホを届けてきた中で、子どもたちからいただいたメッセージです。

やはり、何としても子どもたちの「あたりまえ」を守りたい。この活動を継続させたい。

そんな思いが強くなっています。


子どもにも大人にも「スマホ教室」を

私たちは、ただスマホを届けることを継続するのではなく、子どもたちやその子どもたちを支える大人たちをバックアップしていくことが大切と考えています。

子どもたちに向けたICTリテラシー教育を含む「スマホ教室」開催と併せて、大人たちが子どもを応援できる土壌づくりのため、大人向けスマホ教室『大人たちのスマサトトークルーム』を開催しています。

スマホを持つ・持たせるというあたりまえのなかで、何かにつまずいてしまうことや、失敗してしまうことはあると思います。スマホに限らず、挑戦には誤算や失敗がつきもの。

\失敗したっていいのです。間違えたっていいのです。/

子どもと大人が、「しまった!」「やっちゃった!」「失敗した!」が語り合える信頼関係を築けていることが大切です。

私たちはスマホ教室を通して、みなさまの「あたりまえ」をサポートしていきます。

スマサトのこれから

私たちは、社会的養護のもとで暮らす子どもたちが「当たり前」にスマホを持ち、安心して使える環境を整えることを目指しています。そのために、マンスリーサポーターのみなさまからの継続的なご支援が何より大きな力となります。

特に今、力を入れて取り組んでいきたいのは、以下の2つのチャレンジです。

■60名の子どもたちに、継続してスマホを貸与するしくみの強化

これまでも、進学や就職、部活動や友人とのつながりのために、スマホが子どもたちにとって欠かせないツールであることを実感してきました。しかし、経済的な理由からスマホを持てない子どもたちがまだ多くいます。

スマホ代を捻出することに躍起にならずとも、60名の子どもたちが自分の可能性に集中して、部活動や勉強に安心して取り組むことができるようにしていきます。

■「安心してスマホを使える環境づくり」のアップデート

単にスマホを貸与するだけでなく、「安心して使える環境」をさらに整えていきます。たとえば、フィルタリングやセキュリティ対策を見直し、より安全にインターネットを利用できる仕組みを導入します。

また、子どもたち自身がスマホの使い方やリスクについて学べる機会を増やすと同時に、周囲の大人たち「児童養護施設の職員や里親」にも、スマホの「必要性」や「利便性」を理解してもらうための研修や情報共有にも力を入れます。

みなさまのご支援は下記の用途に活用させていただきます

みなさまからいただいたご寄付は、主に子どもたちが持つスマホの、毎月の通信費や端末の購入費として活用させていただきます。

1人の子どもが1ヶ月間スマホを利用するには5,000円かかります。

つまり月10万円のご寄付をいただけると、20人の子どもたちが1ヶ月間スマホを利用することができるようになります。

このスマホにかかる月々の費用が安定的に保障されれば、私たちは子どもや大人に向けた「スマホ教室」に力を入れて取り組むことができると考えています。

この活動に対してスマホ里親のみなさまよりご支援をいただけますと、何より心強いのです。

代表メッセージ「子どもたちの可能性を信じて、私たちはすべての子どもたちに等しく機会を提供したい」

特定非営利活動法人スマホ里親ドットネット 代表理事 櫛田啓

「私はなぜ生まれてきたのか?」

子どもたちはこんなことを考えながら生きているでしょうか。

湧き上がる好奇心に突き動かされ、遊びに夢中になり、その時を全力で楽しむのが本来の子どもの姿だと思います。

しかし、世界には自分の生きる意味を問い続けて生きている子どもがいます。

その子に生きる希望を提示するのは誰でしょうか?

その希望を実現するために選択肢を提示するのは誰でしょうか?

その子どもの人生という道のりに伴走し、その子を支えるのは私たち大人の責任です。

虐待等で傷つき、生きる希望を見失った子どもたちに、きれいな衣服やおいしい食事、誰からも傷つけられることなく、頼れる大人がいる暮らしを提供することは大切なことです。

さらに、子どもたちが安心できる生活には情報や娯楽、友人とのコミュニケーションといったことも重要です。

そして、それらのことを行うのに必要なのがスマホです。

子ども自身がスマホを使って人と繋がり、新しい世界に触れることで、過去に捉われるのではなく、未来に向かって“なりたい自分”探しの旅に出ることだってできます。

子どもたちの可能性を信じて、私たちはすべての子どもたちに等しく機会を提供したいと考えています。


最後に

今まさにスマホを手にし、充実した生活や対人関係を築く、社会的養護のもとで暮らす子どもがいます。

2024年4月には、国の特別育成費が子ども1人あたり月5,000円上乗せになりました。

私たちの活動も微力ながら社会を動かした一端となっていると考えています。


国の制度が変化しても、社会的養護のもとで暮らす子どもがあたりまえにスマホを持てていないとしたら、「大人の不安」が子どもがスマホを持つための障壁となっているのかもしれません。

今なお続く、子どもたちが直面している格差を引き続き解消していくことは、私たちの大人の役割です。


現在もスマサトでは「スマホを持ちたい」「持たせたい」という、社会的養護下の子どもやその周囲の大人から相談を受け続けています。

このプロジェクトにご賛同いただけましたら、ぜひ子どもたちの「スマホ里親」になっていただけると嬉しいです。


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代表:櫛田啓

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