参加者のメッセージ
2019/9/30 01:38
こんにちは、もえです。キャンペーンも今週の金曜までとなりました!
今日はこれまでCOJが開催したイベントの参加者の声をご紹介します。
社会を変えたいと決意した人がぶつかりやすい
「なぜこの活動をしているのか上手く説明できない」
「全く背景の違う者同士でチームになるには?」
「自分がやるのが早い病にハマってしまっている…」といった悩みが、COのイベントでどう変わったかを感じていただければと思います。
●1人目は、NPO法人e-Educationの中野秀敏さん。2018年に「ストーリー・コネクト」にご参加くださいました。
Q.参加した動機は何ですか?
ーー自分をうまく説明できていなかったのが理由です。これまでにいろいろな人から、「どうして畑違いの業種や業態に転職したのか」と質問を受けてきました。でも私の個人の想い、経験やストーリーとNGOの目指すビジョンとの重なりを上手く説明できなかったのです。
これは質問に回答できていないという個人的な問題にとどまらず、私やNGO活動に興味を持ってくれた人のなかにある共感のタネをちゃんと育てられていないことをも意味します。NPOやNGOの活動は、資金的な意味でも存在意義的な意味でも、人々の共感に大きく依存するのですから、ここがしっかりとしていないことは、かなり根源的な悩みだったのです。
Q.ストーリーを伝えたら、どんな変化がありましたか?
ーー今までは、なんとなく話しそびれていた自分の過去の経験を初めて伝えました。「初めて聞きましたよ、その話。そんな過去があったから現在の中野さんがあるんですね。」との反応をもらいました。
●2人目は、第9回COJ主催WSにご参加くださった田中麻乃さん。長野県白馬村で地域活性化に取り組みながら、村議会で議員も務めています。
Q.ワークショップに参加した感想は?
ーー自分が理想とする行動の起こし方と全く同じで、座学もワークショップも真剣に取り組むことができました。自分に共感してくれる仲間を一人でも多く作り、一人ひとりが主体性をもって活動するからこそ大きな行動が生れる、まさに自分がやりたいことだと改めて感じました。
Q.今まで参加してきたワークショップとの違いは?
ーー参加者の方々が前向きで真剣に取り組んでおられて、全く背景が違う者同士がこの二日間で結束力がうまれ、本当のチームになれたと感じました。自分だけのスキルアップではなく、チームとしての力も高めていけるワークショップだったと思います。
●3人目は、岡山でのWSにご参加くださった、一般社団法人Change.orgの遠藤まめたさんです。
Q.ワークショップに参加した動機は?
ーー自分自身がワンマン気質なところがあり、市民運動の経験を積めば積むほど「自分ひとりでやったほうが早い」病に冒されているようだったので、どうやったらみんなを巻き込んだムーブメントができるのか知りたくて参加しました。
Q.コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?
ーーCOワークショップに参加した後からは、あえて他の人に仕事を振るようにと意識を変えることができています。今自分が求めている人はAという仕事ができる人かもしれないけれど、BやCという仕事ができる人がいる場合に、その方向から同じ目的を達成する道筋を立てられるのではないかと思うようになりました。自分でやるのが早い病はそう簡単にはなくならないかもしれませんが、他の人に仕事を振ってみて初めて気づいたことも多いので、めげずに続けようと思います。
3人の声を読んでみて、いかがでしたか?
きっとどこかに、共感できる部分があったのではないでしょうか。
COJでは今後も、社会を変えたいと思うみなさんとつながり、互いのノウハウや経験を共有し、一緒に行動していけるようなイベントやワークショップを開催していきたいと思っています。活動をもっと充実させ多くの人とつながるために、ぜひマンスリーサポーターとして応援してもらえると嬉しいです!
出典:
http://communityorganizing.jp/workshop/voice/中野-秀敏/
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