ストーリー
■ 今回のキャンペーンで目指していること ■
COJはみなさんの力で5年間活動を続けてくることができました。
続けられたことで、コミュニティ・オーガナイジング(以下CO)の有用性をたくさんの人が実感し、
COを活かした取り組みとその成果としてのコミュニティの変化が生まれてもきました。
その変化から、
「どうせできないと思ってあきらめていたけれど私たちにもできるかもしれない」
という希望も広がっています。
だから今、この歩みを止めたくないし、持続可能性も高めたいのです。
そのための取り組みの1つとして、
COJマンスリーサポーター(月額寄付会員)を積極的に募集していくことにしました。
2019年9月はそのスタートキャンペーン月間で、最初の100人を集めることが目標です。
COJマンスリーサポーターをまず100人集めることで、
「COの価値を知って広めたいと思う仲間が確かにいる!」
「COを使った新たな実践がまた生まれる」、
そしてなにより「日本社会をほんとうに変えられるかもしれない!!」と、
希望と自信を持てるような、そんな機会にしたいのです。
その先に、社会に変化を感じたとき、
「その種をまいたのは私たちなんだ‼」という誇りを持てる、そんな日を一緒に迎えたいです。
キャンペーンチーム一同(ゆーすけ・ひろ・くぼ・もえ・あだにー)
■マンスリーサポーターって何?どうして今100人?
COJはみなさんの力で5年間活動を続けてくることができました。続けられたことで、コミュニティ・オーガナイジング(以下CO)の有用性をたくさんの人が実感し、COを活かした取り組みとその成果としてのコミュニティの変化が生まれてもきました。その変化から、「どうせできないと思ってあきらめていたけれど私たちにもできるかもしれない」という希望も広がっています。だから今、この歩みを止めたくないし、持続可能性も高めたいのです。
COJを5年間支えてくださったみなさんの力が具体的に何かは書ききれないのですが、それでもいくつか挙げてみます。
・講師、コーチやロジスタッフとしてのワークショップの運営
・オーガナイザー祭やパブリックナラティブフェスなどのイベント運営
・ワークショップ後の学ぶ場づくり
・COJの業務改善へのスキル&時間の提供
・口コミでCOやCOJの良さを広める
・ワークショップ、講演やスノーフレーク祭などイベントの自団体での主催
等々
ほんの一例なのです。そして、私たちは3500人以上のみなさんとこの5年間で出会ってきたのですが、その中には、COを自分でも広める活動をしたい、COを使って社会に変化を起こしたいという思いはあるけれど、物理的な距離があったり、時間という資源を割くことは難しいという方もいらっしゃいますよね。そんなみなさんには、寄付という形で参加することができます。毎月1000円から金額は設定できますので、ぜひご自身のペースでお願いします!
2019年9月に100人のマンスリーサポーターが集まったら、次のような応援になります。
・ワークショップの学生枠を5人増やせます→日本の中高生の10人のうち7人が「自分が参加しても社会は変わらない」と思っている現状を変えましょう!
・COを使ってのアクションの伴走支援が1団体受けられます→日本では社会に対するアクションの成功例が少なく、戦略的に弱いものが多い状況を変えて確実に結果につなげましょう!
■COJってどんな団体?
正式名称は、NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンです。
問題に気づいた人が、行動を起こすと孤立してしまう、そんな日本の現状を変えたい。それには行動する人の「灯台」になるものが必要ではないか?そんな思いで立ち上がりました。
日本に暮らす一人ひとりが、同じ価値観の仲間と共に自分たちのパワーで困難や課題が解決し、さらにその挑戦が応援される社会を目指して、コミュニティ・オーガナイジング(以下CO)という手法をベースに、行動するコミュニティ作りや本当に望む社会に暮らす人の笑顔を増やすための具体的な実践のサポートを行っています。
2014年の団体設立以降約3500人がワークショップで学び、カリスマリーダーでなくても一市民の私たちで社会を変えることを実現したいと思う人たちが「COコミュニティ」を作り、その中から実際にパワーを結集し困難や課題を解決し、地域やテーマごとに笑顔を増やすことができています。
地域では岩手県、福島県、岡山県、関西エリア、福岡県など、テーマではセクシャルマイノリティ、女性、子ども食堂などに「COコミュニティ」があり、地域やテーマを超えて互いのチャレンジを応援できる関係が育っています。
■私たちの手で社会を変えるコミュニティを広げたい!
COJは2019年、NPOになって5周年を迎えました。5年間で「COコミュニティ」は広がってきましたが、ここで改めてそのつながりを確かなものにし、市民一人ひとりの挑戦が応援され、困った顔から笑顔へのチェンジを1つでも増やしたい、そのためのキャンペーンです。
継続が大事
COJが5年間活動継続できたからこそ生み出されてきた価値があります。日本の30弱の都道府県でワークショップを実施し、参加者は延べ3500人。その中から、学んだCOを活かしてチェンジを生み出している人たちがいます。以下はその一例ですが、このチェンジによって生れた笑顔をぜひ想像してみてください!
佐藤美代子さん:まんまるママいわて
岩手県初の産前産後ケア施設を母親たちの手で開設
松川莉奈さん:LGBT成人式@埼玉
埼玉初!性的マイノリティが100名以上集うイベント開催
山本潤さん:刑法性犯罪を変えよう!プロジェクト
性暴力の実態に即した刑法改正を切望する世論を作り、約110年ぶりの改正を後押し
続けば広がる
社会や地域でチェンジを起こすこと、それは「意識高い系」の人たちがやっていると思われるなど、まだまだ特別視されがちなのが今の日本だと感じます。でもこのチェンジが増えていけば、「おかしいな」と思うことに声を挙げて変えていくことは誰もができること、やってみたいことになっていきます。
チェンジのために行動するとき、共にCOを学びつながった仲間は力になります。互いのプロジェクトをコーチングし合ったり、折れそうな心をケアし合ったり。全国にもっとそんなつながりを広げていきたいです!キャンペーン期間中、各地の仲間も写真や応援メッセージ、活動報告で登場しますので要チェックです!!
広げるために力を貸してください
広げるためにはCOをすでに知っているみなさんの力が何より大事です。このキャンペーンで100人のみなさんと手をつなぐことができたら、COJはそのみなさんのネットワーク、関心、資源、思い、それらからたくさんの価値を生み出すことができます!
心から応援してくださるみなさんからのご支援だからこそ、本当に必要なところに大切に使わせていただきます。みなさんが胸を張って「COJを応援している」と紹介できるような団体に、まだまだこれから成長していきます。
■代表メッセージ
小学生の時にバブルが崩壊して、「大きな経済」に振り回される大人を横目に見ながら、社会に対してシラけていた自分がいました。そんな私の人生は、留学先のアメリカで、草の根から少しずつ社会を変えようと画策しているコミュニティ・オーガナイザー達と出会ったことで一変しました。社会に対する自分の力はちっぽけなものと思っていましたが、たとえ小さな力でも、同じ思いを持った仲間とつながれば大きくなります。COを知ったことで、私は人生に対して希望を持つことができました。自分の人生を肯定することができました。
現在、日本でも同様の希望を感じることができます。なぜなら、全国にはCOを学んだ同志がたくさんいて、実践しています。COJの活動を通して、日本の各地でCOを学び合い、実践するコミュニティが立ち上がっています。この希望をより確実な歩みにするためにも、COJの組織基盤の強化にご協力をお願いします。
■“COJ2.0”への脱皮
NPO等の組織には次の4つのフェーズがあるそうです。
1.プランニング
2.バリデーション(最適かどうかを検証する)
3.ビジネスモデリング
4.インパクトマキシマイゼーション
COJはこれまでの5年で第1フェーズと第2フェーズまで進んでくることができました。日本ではまだあまり知られていなかったCOをどう広め(主にワークショップや講演、実践による成果)、日本という社会でも有用性があるのか、活用できるのかを、COコミュニティのみなさんと一緒に学び、使ってみることで十分に検証してきました。検証の結果はもちろん、ポジティブ!これから私たちは、ビジネスモデリングの第3フェーズに入り、“COJ2.0”という新しい姿を目指していく区切りの地点に立っています。今、COJは5人の理事、2人のフルタイムスタッフとそれぞれの関わり方でコミットしてくれるプロボノメンバー(数え切れません!)とで活動していますが、そのあり方とビジネスモデルをこの期に創造し、“COJ2.0”をぜひ一緒に盛り上げて気持ちの良い風を吹かせましょう!