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設立5年目の節目にCOJのマンスリーサポーターを100人募集!!

寄付先

NPO法人 コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン

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NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン(COJ)

支援総額

152,580円

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  • 支援総額

    152,580円

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キャンペーンチームメンバーの思い #5 あだにー

2019/9/27 21:39

キャンペーンチームメンバーの思い #5 あだにーのメインビジュアル

ここ数日、ニュース番組やSNSのタイムラインには、あいちトリエンナーレへの補助金不交付、グレタ・トゥーンベリさんの国連演説に関するものが目立ちます。みなさんは、これらに対して、署名をしたでしょうか?グローバル気候マーチに参加したでしょうか?

私は2000年3月に琉球大学を卒業しました。卒論ではその年にオープン予定だった「沖縄県立平和祈念資料館」のある展示をめぐる、日本政府と沖縄県のやりとりについて書きました。日本で唯一、地上戦が行われた沖縄の「ガマ」を再現した展示の、入り口に立つ日本兵が構える銃は最初、住民を向いていました。でも県民に知らされないままその銃はガマの外側を向いたのです。私はこのとき、新聞や書籍を調べたり、ゼミでの発表時に少し先生やゼミ仲間と議論したりしたものの、できたのは卒論を仕上げる、ということだけでした。

でも、2014年の春にコミュニティ・オーガナイジング(CO)に出会うことができ、それを学び、一緒に行動する仲間がいる今は、市民の力で地球温暖化の解決を目指す国際環境NGOのみなさんの活動を伴走したり、署名サイトを運営する団体メンバーにCOを学ぶ場を提供し、より効果的に署名を集めることを助けることができます。

共働きの両親と2歳下の弟、4人家族で育ちました。同じ病院に勤務する両親は毎日同じ時間に出勤するのですが、朝起きると、母は朝食を作る合間に洗濯機を回し、洗濯が終わればそれを干し、時には学校に提出する書類の準備をするなどてんてこ舞い。でも父は食卓のテーブルに座り新聞を読んで朝食が出てくるのをただ待っている。あげく、父は予定の時間に出発できないとき、母をなじるので、私はがまんができず「じゃあお父さんも待っているだけ、偉そうに新聞読んでいるだけじゃなくて、何かすればいいじゃん!!」と怒りました。最初は「そんなのはお母さんがやることだ」と言っていた父でしたが、あきらめずに「おかしい」と言い続けたら、いつの間にか朝、洗濯機を回して洗濯物を干すのは父の仕事になりました。少しでもお母さんの助けになれた気がしてうれしかった。それから私は「おかしいな」と思うことがあったら、その気持ちをまず誰かに伝えて、どうにかしようと思うようになりました。

でも、沖縄で米軍基地問題を学び、どう考えても沖縄に基地が集中し、そこに暮らす人々の命が明らかに危険に晒されていることはおかしいと言うのに、それに対して自分が何かできるとは、大学でいくら学んでも思えませんでした。問題が大きすぎる、私一人がどうこうできる問題ではない、そう、自分自身の「おかしい!」と叫ぶ気持ちに蓋をしたのです。

それでも社会に対するモヤモヤを持て余し、新聞に投書をしたり飲み屋で隣り合った市議会議員と議論をしたりしていたので、周囲には私に「意識高いねー、すごいねー(決して褒めているのではなく、よくやるねーというニュアンス)」「昨日のデモにはやっぱり行ったの?(笑いながら)」のような目線を向ける人もいました。みなさんも、そうやって自分の行動を応援されるのではなく、揶揄されたり笑われたりしたことはありませんか?「どうしてこの人たち、こんなに他人事なんだろう」「関心をみんなが持たなければ変わらないのに」と感じたことはありませんか?そしてそれを共有する場所を自分も選んでしまい、決まった人、安心できる場所でしか、いわゆる「政治的な」話しをしないのです。

前述の通り私は2014年にCOJが主催するワークショップに参加しました。そのとき「これだ!!!」と、これで社会に対するモヤモヤ、沖縄の基地問題に何らかアプローチできるんじゃないか、そう思えたのです。COは一言で言うなら「スイミー」です。1匹だけでは大きなマグロに食べられてしまうだけ。でもみんなでマグロより大きな魚のフリをして立ち向かえば、マグロを追いやることができる。同じ思いの人とつながって、「〇〇すれば△△は達成できるでしょう。なぜなら□□だから」という仮説に基づく戦略を立てて、いきなり大きな変化を求めるのではなく、小さな変化を積み重ねることで、望む社会を実現するという体系だったメソッドは、すぐに試してみたい、そんな気持ちにさせました。

今、COJの事務局長として、COを学ぶ場を準備したり、学んで実践をする人たちのサポートをしたり、自分たちでも広めたいと活動する人たちとどういう風に協力できるか考えたりしています。実際に、「まんまるママいわて」や「刑法性犯罪変えよう!プロジェクト(ビリーブキャンペーン)」のように、変化を起こす人たちがいて、その姿から勇気を得て「自分たちも」と続く人たちもいます。COJの活動が止まってしまったら、この良い連鎖は止まってしまうかもしれない、少なくともスピードが上がることはなくなってしまう。だから今、私たちCOJは確実にそういう変化を積み重ね、「おかしい」と思うことを我慢したりあきらめたりしなくて良い社会に近付けていきたい、そう思う毎日です。

そのためにみなさんに、COJのマンスリーサポーター(月額寄付会員)になってください、というお願いです。例えば、100人のみなさんがサポーターになってくださったら、ワークショップの学生枠を5つ、増やすことができます。COのメソッドを使っての実践伴走を1団体に対して実施することができます。そして、このキャンペーンをさらに広めてください。一緒に、我慢したりあきらめたりするのではなく、「私たちなら変えられる」そういう希望あふれる社会を創っていきましょう!どうぞよろしくお願いします!!


写真は、私がCOJと出会いこれからにワクワクし始めたころの1枚です


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代表:荒川隆太朗

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