ケアと暮らしの編集社理事の孫大輔からメッセージです!
2023/6/22 14:59
自己紹介
初めまして、一般社団法人ケアと暮らしの編集社理事の孫大輔と申します。
現在、地域医療に従事しながら教育・研究にも携わっております。これまで一貫して対話とウェルビーイングをテーマにさまざまな地域活動に取り組んできました。
現在は鳥取の地で、映画づくりを通した地域住民との対話や、コミュニティナースらと連携した社会的処方モデルの取組みもおこなっております。
だいかい文庫のコンセプトと居場所の重要性
だいかい文庫は、新しいコンセプトの活動だと思います。
本屋であり、図書館であり、まちの中の「居場所」でもある空間です。医療/福祉に関する機能はその主体ではありません。
教育学者の堤雅雄は「居場所」について『単なる物理的空間としての「場所」ではなく、自分が「居る」ことのできる、つまり自己の存在性が実感できる心理的場』であると述べています(堤, 2002)。
地域コミュニティの中で、多機能性を有し、多様性を許容する居場所があることの重要性が言われており、それらが世代を超えたつながり形成やコミュニティのウェルビーイングにつながることが私たちの研究でも示されました(Morimoto Y, et al. Journal of Primary Care & Community Health, 2023)。
そのため、さまざまな人々が関わり、継続的にこのような場を維持していくことが重要だと思っています。
みなさま、応援よろしくお願いいたします。
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