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多文化共生社会に貢献する子どもたちをともに育てる!マンスリーサポーター「兵庫朝鮮学園サポーターズクラブ」60名募集!

寄付先

学校法人 学校法人兵庫朝鮮学園

兵庫朝鮮学園 事務局

支援者数

54人

/ 60人

90%
  • 支援総額

    41,097円

  • 支援者数

    54人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2023年6月30日

  • 終了日

    2023年8月31日

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兵庫朝鮮学園では園児・児童・生徒の民族的アイデンティティを確立し、地域の多文化共生社会に貢献しうる人材育成を行っております。現在、学校には日本で生まれ育った4世、5世の在日コリアン子弟が学んでおりますが、課題を抱えています。それは子どもたちが、より良く学べる教育環境を調えることが困難となっていることです。朝鮮学校への公的支援の削減や廃止などにより学校では地域の方々の寄付に頼らざるをえず、学校運営が非常に厳しい状況です。朝鮮学校に通う、園児・児童・生徒の等しく学ぶ権利が保障され、安心して学べる環境を整えるためのご協力をお願いいたします。

ストーリー

民族性・実力・豊かな人間性を育む『兵庫朝鮮学園』

 学校法人兵庫朝鮮学園には神戸朝鮮高級学校(垂水区)、神戸朝鮮初中級学校(中央区)、尼崎朝鮮初中級学校(尼崎市)、西播朝鮮初中級学校(姫路市)、西神戸朝鮮初級学校(長田区)、伊丹朝鮮初級学校(伊丹市)の朝鮮学校6校があり、幼稚班も併設されています。子どもたちの国籍は、朝鮮(約22%)・韓国(約72%)・日本(約6%)・その他と様々です。

 各学校では日本の幼稚園、小学校、中学校そして高等学校と同等の教育システムや内容の教育を行い、民族の文化・歴史・風俗・伝統なども学びます。当学園では朝鮮半島にルーツを持ち日本で生まれ育った子どもたちが民族のアイデンティティをポジティブに捉え育みながら、日本社会や国際社会で活躍できる人材育成を目指しております。

 本学園の卒業生たちは日本社会の各分野でも幅広く活躍しています。日本の大手企業をはじめ医師、弁護士、IT分野そしてスポーツ分野など各界各分野で活躍しており、地域同胞の多くが従事する製造業や鉄鋼業、飲食業など、その活躍の場は様々です。


教育環境を整えるためのクラウドファンディングを実施し、多くの方々から温かい応援とご支援をいただきました。ありがとうございました。 

 これまで新型コロナウイルス感染流行が続く難しい状況の中でも、子どもたちの教育環境整備のためのクラウドファンディングプロジェクトを多数展開しました。多くの方々のご支援・ご協力の結果、すべてのプロジェクト目標を達成することが出来ました。

 このような経験を通じて子どもたちは、多くの日本の方々への感謝の気持ちとともに、近い将来自分たちが日本の多文化共生社会の担い手の1人として、様々な分野で活躍・貢献することが、支援者の方々のお気持ちにお答えすることと自覚しています。

▶︎安心安全な通学環境を整えるための【スクールバス購入プロジェクト】(尼崎朝鮮初中級学校)

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▶︎「みずから学ぶ教育」の推進と「日常的な交流」を行うための【ICT環境整備プロジェクト】(神戸朝鮮高級学校・西神戸朝鮮初級学校)

【神戸朝鮮高級学校】

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【西神戸朝鮮初級学校】

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▶︎地域の皆様との「友好」と「共生」の願いを込めた【人工芝グラウンドプロジェクト】(神戸朝鮮初中級学校)

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朝鮮学校の子どもたちに知る(探求)とつくる(想像)のサイクルを生み出す、分野横断の学び『STEAM教育』を届けたい!

現状の課題①:子どもたちが直面する課題

 朝鮮学校へ通う生徒・児童たちは、幼稚園と保育園の教育費を政府が一部支援する「幼児教育・保育の無償化」や「高校無償化」とも呼ばれる高校の授業料を支援する国の制度からも対象外とされています。高校無償化除外の影響もあり、高額な授業料納付が経済的負担となって朝鮮学校への進学を断念する生徒達も少なくありません。また、特色ある保育内容に共感をいただいても、経済的理由から無償化対象の園を選択される傾向が続いています。

現状の課題②:国からの助成が無いなかでの学校運営

 現在、朝鮮学校の運営に対する国からの助成は無く、全国的に外国人学校、特に朝鮮学校に対する補助金が削減、または廃止されています。そのような中で、多文化共生社会実現を県の施策に掲げる兵庫県においては、引き続き補助金が支給されており、我々としても非常に感謝しております。しかし、令和4年度兵庫県私学助成金において生徒単価を見てみると私立高等学校で約36万円、小中学校で約32万円に対し、外国人学校への補助金は約10万円と私学に比べ3分の1程度に留まります。また朝鮮学校については、その更に2分の1がカットとなり、学校運営の大半は、卒業生や地域在住の有志の方々、そして心温かい日本の方々からの寄付金でどうにか賄われているのが現状です。 

現状の課題③:社会とテクノロジーの関係が密接となるこのAI時代、求められるSTEAM教育

 昨今、STEAM(スティーム)教育という言葉を聞いたことがある方も多くいらっしゃることと思います。STEAM教育は、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の頭文字を取ったものです。5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念のことを指します。知る(探究)とつくる(創造)のサイクルを生み出す、分野横断的な学びです。体験の中でさまざまな課題を見つけ、クリエイティブな発想で問題解決を創造、実現していくための手段を身につけます。STEAM教育実践に伴う「学びのルネッサンス」は日本の行政府レベルでも強力に推進がなされています。本学園のある兵庫県においても、「兵庫県型STEAM教育」の推進が提唱され、モデル校での経験が広がり始めています。

STEAM教育の詳細については、下記よりご確認ください。

▶︎兵庫型STEAM教育の取り組み紹介サイト

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▶︎兵庫県教育委員会発表資料

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 社会とテクノロジーの関係がますます密接になっていくこれからのAI時代、この5つの領域の理解と学びを具体化する能力がますます必要となってきます。これは、世界的な流れであり、朝鮮学校に通う子どもたちにおいても同様です。しかしながら、学校教育法上「各種学校」に位置づけられている本学園では、公的な支援を受けることができず、教員の研修から教材・設備の準備まで独自で解決しなくてはいけない状況です。さらに朝鮮学校は国の推進する「GIGAスクール構想*」からも除外されています。様々な要因による景気悪化が続く状況で、学校財政は常に逼迫しており、STEAM教育環境整備を含めた学校運営を、保護者や地域の有志だけに頼るのには限界があるのです。

*「GIGAスクール構想」

小中学生1人1台の端末と高速通信環境の整備をベースとして、Society 5.0の時代を生きる子供たちのために「個別最適化され、創造性を育む教育」を実現させる施策。詳しくは、下記をご確認ください。

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マンスリーファンディングを基盤として重点的に取り組みたいこと

 このような状況から、より多くの方々に朝鮮学校について知っていただくとともに、「サポーターズクラブ*」の新規メンバーを募集し、慢性的に逼迫している各学校の運営状況を中長期的に改善していく体制を作りたいと考えています。まずは2023年度中(2024年3月まで)に、サポーターズクラブの新規メンバー100人達成し、学園運営改善の基礎固めに着手します。そして、STEAM教育をはじめとした、特色ある教育活動のための教育環境の整備及び先進校の経験や実例の検証と共有などの教員研修を行いたいと考えています。

 これらの実施によって、下記2点の効果を子どもたちに届けることができると考えています。

① 現代社会における様々な課題を自身の課題としてとらえ、解決していく姿勢を持つ。

② 個々の才能や能力をより発揮できる学校システム構築のきっかけ作り。

 そして、2024年度からは、支援の拡大状況に応じて必要な教材・機材の購入、既存の機器・機材のメンテナンスを行いたいと思います。教育の現場は日々進化しており、最新の教育技術や設備を導入するには費用がかかります。また、既存の機器や機材のメンテナンスも欠かせません。メンテナンスに十分な資金を確保することで、学習環境の質を保ち、学生たちに安定した学びの場を提供することができるのです。

 私たちは兵庫朝鮮学園の生徒たちの成長未来に真摯に取り組んでいます。継続的なご支援によってこそ、彼らの将来の可能性を最大限に引き出し、未来を明るく輝かせることができます。どうか私たちと共に力を合わせてください。

*「サポーターズクラブ」

本学園で展開しているマンスリーサポーターを募集する事業です。

兵庫朝鮮学園理事長のメッセージ『教育を通じ、自己肯定感を高め、それぞれの特色を宝として最大限に発揮できる子どもたちを育んでいきたい』

 応援ページをご覧になっているみなさんへ

 アンニョンハセヨ。学校法人兵庫朝鮮学園理事長の金錫孝(キムソッキョ)と申します。

 兵庫朝鮮学園内6校のウリハッキョ(朝鮮学校)は朝鮮半島にルーツのある在日コリアンやダブルルーツの幼児・児童・生徒たちが通う学校です。ウリハッキョの子どもたちは情緒豊かで礼儀正しく、何より明るいのが特徴です。ウリハッキョはイマージョン教育*を行っており、学校に入れば朝鮮語(朝鮮半島由来語)のシャワーを浴び、自己のルーツやアイデンティティを肯定的に学ぶ環境があります。まさしく、自尊感情を育む学校だと言えます。これは「子どもの権利条約」の精神を具現している学校だとも言えます。また、生まれ育った地域社会や日本の方々との「友好」と「共生」、そして「友愛」を育む学校です。毎年行われる神戸まつりをはじめ地域の数々のおまつりへの出演、宍粟市の方々が主催してくださる「ハナを咲かそうコンサート」や朝鮮学校を支える宝塚市民の会が主催してくださる「吹奏楽と詩の夕べ~武庫の流れとともに~」、そして各学校での交流事業など多くの地域の方々と交流事業を行っております。同時に教科を通じて日本の童話や物語、地理や産業、歴史や公民など「日本」についてこれほど詳しく学ぶ外国人学校は他にないと思います。

 私は25年間教員として、現在は理事長として通算30年以上に渡りウリハッキョの民族教育に携わってまいりました。ウリハッキョの民族教育は我々在日コリアンにとってかけがえのない心の拠り所であると同時に地域社会の多文化共生、ひいては朝鮮半島との架け橋となる人材を育成する唯一無二の教育の場と考えております。ウリハッキョが加盟する兵庫県外国人学校協議会では、”Treasuring Wonderful Differences”(「かけがえのない特色を宝に」)をキャッチフレーズに掲げております。グローバル化が進むこれからの社会では、それぞれのアイデンティをもつ人々がお互いの特色を尊重し、共に歩む社会になっていくことでしょう。私は教育を通じ、ウリハッキョに通う子どもたちが民族のアイデンティティを確立し、自己肯定感を高め、それぞれの特色を宝として最大限に発揮できる人材に育ってくれることと信じております。また、戦争と侵略によって生まれた在日コリアンだからこそ、これからも全ての差別や戦争を反対し、平和を希求し行動できる子どもたちを育んでいきたいと願っています。そのためには、ウリハッキョの教育環境を改善し、安定した財政基盤が緊急の課題となっております。みなさん、ぜひ私たちの思いを真摯に受け止めてご協力お願いいたします。

*「イマージョン教育」

言語習得を促進するために、学習者がターゲット言語(通常は外国語)の環境に浸ることを重視した教育アプローチです。この教育方法では、学習者は通常の学校教育においてターゲット言語を使用して授業を受けるため、言語の習得が自然かつ効果的に進むとされています。またイマージョン教育は、言語の習得だけでなく、その言語を話す文化や習慣にも焦点を当てます。学習者はターゲット言語の文化的な背景を学ぶことで、より豊かな言語体験を得ることができます。

いただいたご寄付は下記の用途で大切に活用させていただきます。

〇 STEAM教育をはじめこれからの社会に必要なスキルを学ぶ教育環境の整備・維持・改修費等

〇 特色ある教育活動のための教員研修

〇 学校の運営費


温かい応援をどうぞよろしくお願いいたします。


サポートファンディング

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学校法人

学校法人兵庫朝鮮学園

〒6510072

兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目6番1号

http://hyogo-korean.ed.jp/
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