理事からのメッセージ紹介④
2022/10/12 10:00
【理事:吉田 文(よしだあや)/作業療法士】
日本補助犬情報センターの前身、日本介助犬アカデミーからのお付き合いです。
リハビリテーション専門職の会員が珍しかった時代でした。事務局からは今でもリハ専門職の会員は珍しい、吉田さんもっと頑張ってという声が聞こえてきそう・・・。
それはあかん、もっと宣伝せな!リハ専門職のみなさん見ていますか?(笑)
20年前、補助犬使用者が日本で社会参加できるように補助犬がわかるリハ専門職を育てようという目的でアメリカ研修の機会をいただきました。今思えば弱小なのに大きな夢を掲げた団体ですね。そして、今も夢に終わらせないよう、すべての人と動物に優しい真のUD社会を目指して着実に歩み続けています。
名前に補助犬とついていると、時々、犬はいないのですか?と聞かれます。犬好きなら期待しますね。
残念ながらいません。
犬がいない補助犬団体だからこそ、中立の立場から客観的に意見が言える、そのことが補助犬使用者には大きなメリットであると思っています。
犬は育てませんが、人を育てます。社会を育てます。
いつでも補助犬使用者の社会参加を応援したい、補助犬使用者を含め障害のある方々が安心して活躍できる社会づくり。合言葉はUD!
障害あるなしにかかわらず、みんなで寄ったら、なんかおもろいことできるんちゃう?!
ということで皆さんも参加しませんか。よろしくお願いいたします。
【理事:野口裕美(のぐちひろみ)/(理学療法士、作業療法士)】
理学療法士、兼、作業療法士で現在は四條畷学園大学の作業療法学専攻で教員をしております。高校卒業後に理学療法士の資格を取得し、介助犬との出会いをきっかけに研究を重ね、作業療法の視点の重要さに感化され、人生の後半は作業療法の視点から人と動物の関係を捉えて、医療従事者を目指す若者にこの分野の啓発の一助になればと思い、現在に至っております。
日本補助犬情報センターとの出会い、関わり
日本補助犬情報センターとの出会いは、動物介在療法に関して情報を頂きたいと数年ぶりに母校の恩師を訪ね、ご紹介を頂いたのが日本介助犬アカデミー(旧団体名)でした。
そこで介助犬の分野を初めて知る事になり、翌年にPT(理学療法士)/OT(作業療法士)向け海外研修にエントリーをしましたが1年目は不合格、2年目のチャレンジで研修に行くことができました。そこでご一緒させて頂いた作業療法士の先輩と共に、現在も補助犬の分野に限らず広い視点で人と動物を捉えて研究、普及啓発しながら情報センターの理事をさせて頂いています。
日本補助犬情報センターの魅力
中立的な立場で補助犬3種に関してヒト側、動物側の両側面において情報の提供、普及、啓発ができる機関であるという事が最大の魅力と思っています。
皆さんへのメッセージ
犬の育成等を行っている施設は動物という切り口では注目を集めやすいとは思いますが、情報センターは生体を保有せず、人と動物の分野において生きた情報を社会に広げ、繋げて行くことができる日本で唯一の機関であります。
今後も中立的な立場での補助犬の普及啓発、情報提供をして発信し続けると共に、現場で生じる諸々の相談に対して適切な解決の窓口を適切にご紹介できる機関であってほしいと思っています。
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【御礼・特典】
50,000円
30000円コースの内容に加えて、
・介助犬デイジーと聴導犬チャンプの足形入りサンキューレター
・「木村佳友&介助犬デイジー、松本江理&聴導犬チャンプとオンラインでお話してみよう!」参加券