「産後白書4」を47都道府県へ届けて、夫婦のための産後ケアを実現したい

寄付先

認定NPO法人 マドレボニータ

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マドレのマドベ

支援総額

1,868,060円

/ 2,000,000円

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  • 支援総額

    1,868,060円

  • 支援者数

    345人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

自治体と協働して多くの産後の家族に産後ケアを届けていく

2022/7/28 21:45

こんばんは。

栃木・宇都宮を中心に活動する産後セルフケアインストラクターの小嶋千恵です。

きょうは自治体と7年間も協働を続けてきた栃木県の「イクメン」応援講座についてご紹介します。

協働先の「パルティ」でおなじみの「とちぎ男女共同参画財団 啓発支援課」のみなさんにお話しを聞きました。



社会全体のコンセンサスにしていきたい


2016年から毎年、夫婦で子育てを分かち合うことを学ぶ「イクメン応援講座」を実施しています。

これまで7年間、当講座の第1回目は必ず「夫婦で学ぶ産後ケア~産後クライシスを乗りきろう!」をテーマとし、吉田紫磨子インストラクターにお越しいただき、毎年15組のカップルにご参加いただいてます。

バランスボールで産後エクササイズを体験し、産後の三大危機のお話しに衝撃を受け、パパの活躍がママの愛情曲線の決め手であることを学びます。

最後に、夫婦で「産後プラン」について確認し合います。

アンケートには「妻が産後、つらそうにしている時、そっと気づいて動ける優しさを継続していきたい」(夫)、「具体的かつショッキングな数字で示してもらえた。夫婦で話す時間をとることができた」(妻)などの感想が寄せられます。


2016年、初めてカップル向けに「夫婦で学ぶ産後ケア」を開催したときは、「産後クライシス」「パパの活躍がママの愛情曲線の決め手」など、参加者・スタッフにとって衝撃的な内容に驚くと共に、「(産後の苦しさの正体と、その解決策の決め手は)これだったのか!」と「目からウロコ」状態でした。

フェミニズムやジェンダー平等の運動が「名前の無い問題を名付けることから始まる」ということを実感した瞬間でした。

産後クライシスについて、ママが知るだけでなく、パパにこそ知ってほしい、そして社会全体のコンセンサスにしていきたい、との想いでマドレボニータさまと共にパルティは歩みを進めてまいります。





「両親学級」は育児プロジェクトのスタートアップ


講座担当の吉田紫磨子インストラクターからのメッセージです。

20年前「産後うつ」になり、もう2度と産後を経験したくないと思っていました。

そんな私が第2子を望めるようになったのは夫からの言葉が大きいです。

「産後うつのこともあって言い出せなかったけれど、僕も当時働きすぎて辛かった。今度は働き方を変えて、産後を一緒に乗り越えたい」

実際に一緒に迎えた第2子の産後は大変だけれど、それ以上に豊かな経験でした。

産後が楽しくて結果4人目まで産んでしまいました(笑)。

育児というのは夫婦史上最大の長期プロジェクトです。

パートナー(父親)にはそのマネージャーになってほしいです。

なぜなら産後女性は心身ともに全治1か月とも言われる疲弊状態だから。

「両親学級」は育児プロジェクトのスタートアップだと思います。

チームメイト(夫婦、カップル)が足並みをそろえて学び、思いを言語化し、意見を出し合い、すり合わせる。


育児プロジェクトの導入期である産褥期、できれば事前(妊娠期)からともに学び、対話を実践できたら産後クライシスも防げると信じています。




コロナの中でも、講師がオンラインで登壇するなどして、長く続いてきた講座の裏には、主催のとちぎ男女共同参画財団さまの深い理解と、ともに「社会のコンセンサスにしたい」という強いおもいがあるからだと感じています。


このたびの「産後白書4」では、コロナ禍での産後がより家族・パートナーの支えで成り立っているということが、数字にもあらわれてきています。

実家をはじめとする外からの支援を得られにくい今、「夫婦でともに学び、対話を実践する」という弊団体の「両親学級」が、コロナ禍のカップルの産後を支えていくものになると信じています。


栃木県での事例のように、自治体と協働して多くの産後の家族に産後ケアを届けていけるよう、ぜひみなさまのご支援をお願いいたします。


クラウドファンディングは本日7/28(木)23:59まで。

最後まで温かなご声援をお願いいたします。



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〒1500001

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https://www.madrebonita.com/

代表:山本裕子、中桐昌子

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