「産後白書4」を47都道府県へ届けて、夫婦のための産後ケアを実現したい

寄付先

認定NPO法人 マドレボニータ

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マドレのマドベ

支援総額

1,868,060円

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    1,868,060円

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    345人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

産後の当事者がつくりあげる、リアルな産後の読み物「産後白書4」

2022/7/4 10:43

前回の活動報告「日本初の『産後白書』とコロナ禍のリアルを集めた『産後白書4』」の中でも触れたように、「産後白書」は「産後の当事者がつくりあげる、リアルな産後の読み物」というところにこだわってきました。

「産後白書4」も、インストラクターだけではなく、教室OGさんを中心とする「今まさに産後ただ中」の13名の方に、ボランティアスタッフ、ライターやデザイナーなどの専門職スタッフとして加わっていただきました。


制作中は育休中だったみなさんも、この春には職場復帰。

忙しい中でもメッセージを寄せてくださいましたので、ご紹介します。


産後白書4、ここがおすすめ!


そのときできることを全力で


今回は第3子の産後での参加でした。

マドレボニータに出会ったのは、第2子の「産後ケア教室」からです。

第1子、第2子の産後に、自分自身がその立場になってみて、本当に文字が読めなくなることがわかっていました(読めるは読めるけれど、頭にすんなり入ってこない・・・)。

今回はできるだけ多くの産後女性およびパートナーに届けたい思いが強かったので、なるべくかみ砕いて、わかりやすい短い言葉で綴ることを心掛けました。

また、自由回答のまとめにはテキストマイニングを提案し、視覚的にもわかりやすくなるようにしたところがおすすめです。

制作を担当したメンバーそれぞれが、その道のプロも入れば、そうでない方もいますが、集まったタイミングで、そのときできることを全力で、たくさんの人に届けたい、という思いを載せて、この「産後白書4」を編纂しているので、ぜひ体感いただきたいです。

(東京都/S.K./産後7年、4年、1年)


夫婦で「あーだこーだ」話しながら読んで


リアルな声が沢山のっている所がオススメです!

産後の体のこと、セックスのこと、産後うつのことなど、学校では教えてくれない内容が盛りだくさんです。

また、アンケート結果のグラフが充実しているのもポイントです。

実際に同じ体験をした人がどのくらいいるのか、データとして分かるので、冷静な視点でパートナーと話し合うのにも使えます。


母になる女性だけでなく、パートナーも一緒に産後を乗り越えてほしい!という思いから、パートナーと一緒に見られる内容にすることにこだわりました。

ぜひ一緒に「あーだこーだ」話しながら見てほしいなと思います。

(東京都/R.O/産後9・6・2年)


一文字一文字紡ぐように

一番こだわったのは、どんな立場の方にも読んでもらえるような言葉選び!

プロジェクトメンバーのほとんどは、産後を経験している「産後女性」。

アンケートのエピソードも「そうそう、わかるー!」の連続でした。

でも「それって妊娠出産を経験していない方にとってはどうなのかな?」「男性にはどうかな?」という目線で考えて、どんな年代でも性別でも状況でも、みなさんに最後まで読んでいただけるような言葉選びに時間をかけました。

大変なときにアンケートに協力してくださった産後女性の方々の言葉を代弁しながら、でも、どんな方にも受け入れていただけるように読みやすく、本当に一文字一文字紡ぐようにしてつくった白書です。

ぜひぜひ、まわりの方々にすすめてほしい!!

特におすすめなのは「第5章、産後のセックスの番外編スタッフ対談〜ぶっちゃけ座談会〜」です!

なかなか大人になってからは話すチャンスがない、お隣のベッド事情。

ぜひのぞいてみてください★



プロジェクトメンバーとして活動することで、得られたもの


パートナーシップ再構築の時なんだと再確認

今回のプロジェクトは、子どもが生後7ヶ月〜11ヶ月までの約4ヶ月間でした。

第一子ということもあり、育児に緊張と不安を感じていました。

また、里帰りから戻ってくると、親族も近所付き合いづきもない場所で、夫婦2人で育てるという事に心細さを感じました。

コロナ禍の影響もあり、人と会う機会が少なく、小さい子どもを連れて積極的に出かける気にもならなかったので、ほとんど自宅で子どもと2人の毎日。

子どもと一緒に過ごすことは楽しく、苦ではなかったのですが、育児の緊張や不安感はずっと心にありました。

プロジェクトに参加する事で、〈産後〉という同じ境遇の方々と出会い、定期的にお話しする環境が出来たことは、とてもありがたかったです。

産後を過ごしているのはわたし一人じゃないんだという安心感を得られました。

また、産後の状況に共感し合うだけでなく、この状況を伝えたいという共通の目的を持って取り組んでいたので、モノをつくる高揚感や自分事として物事に取り組む心地よさも感じることが出来ました。

その時期は、なぜかパートナーに対してイライラしてしまった時期とも重なっていて「なんでこんなにイライラするんだろう…?」と思いながら、ピリピリして過ごしていたのですが、産後女性のアンケート結果やプロジェクトメンバーの方々とお話しする事で、産後はパートナーシップ再構築の時なんだという事が頭に叩き込まれました。

これまでの生活リズムや役割が崩れ、バランスを取り直す時。

このイライラもそういうタイミングだからなのかもしれない。

そう思って過ごし始め、少しずつですが肩の力を抜いた産後生活が送れるようになったと思います。

(東京都/ N /産後 1年)


スタッフ渾身の「産後白書4」。

まだ読んでいない方は、ぜひこちらからダウンロードしてみてくださいね。


また近くに妊娠中・産後のカップルがいたら、ぜひおすすめしてください。


▶︎産後白書4:ダウンロードはこちらから


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代表:山本裕子、中桐昌子

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