応援メッセージ!千歳科学技術大学准教授 青木広宙 先生!
2021/4/28 14:01
私がワカモノだったころに比べても、現代の日本は政治的・経済的に凋落の一途にあると言えます。
色々なことを先送りにしてきたしわ寄せが、日本の社会に襲いかかってきており、暗澹たる気持ちになることも少なくありません。
それでも、私は、今という時代は、“いまどきのワカモノにとってそんなに悪いもんじゃない”と思っています。
というのは、社会を覆っていた画一的だった価値観は変化し、また、多様性を増しています。自己表現のための手段が整備され、踏み出せば様々な機会を得ることができます。
ヒトとヒトとがつながることもカンタンになってきました。
これは、インターネットに代表される各種の情報技術の発展にともなうものですが、ディジタルネイティブと呼ばれるワカモノたちは、その恩恵を最大限に受けて生活しています。
一方で、ヒトとヒトとのつながりは、論理的なネットワークだけで完成するものではないし、それだけで形成されたカンケイってちょっとムナシイと私は思います。
実際にヒトとヒトとが出会って、目と目を合わせて、声を掛け合う
そういった物理的なふれあいが新しい価値を生み出し、世の中を動かしていくことは、これまでも歴史が証明しています。
千歳市に、イロイロリビング(イロリ)という名の物理的なつながりを創り出す空間が生まれたことは、喜ばしく、誇らしいことです。
イロリには、坪田さんをはじめとするオトナ(というよりワカモノ+でしょ?)たちがいて、これから、ワカモノたちと交流しながら、千歳の新しい魅力を創り出してくれることを楽しみにしています。
(われわれのような枯れ気味のオトナ+も、たまにでも良いから、仲間に入れてね?)
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