【10周年】僕らの夏休みProjectのこれからを支える「マンスリーサポーター」150人募集!

寄付先

一般社団法人 ことば

一般社団法人ことば

支援総額

274,100円

/ 270,000円

183%
180%
100%
  • 支援総額

    274,100円

  • 支援者数

    128人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2020年7月1日

  • 終了日

    2020年8月5日

キャンペーンは終了しました

学生スタッフの想い

2020/8/5 18:17

いつも応援をいただきありがとうございます!!

本日、寄付キャンペーン最終日となりました。マンスリーサポーター【52名】を含む110名の方にご支援いただいており、感謝の気持ちでいっぱいです。

最終日に際して、メンバーとして活動してきた経験を活かして、一歩メンバーから離れた視点で活動をサポートする「学生スタッフ」を選んだ5名の想いをお伝えさせていただきます。

  • メンバー目線で感じた僕夏の魅力

  • スタッフとして僕夏のサポートを担当して感じること

  • スタッフが描く今後の展望

  • ことばのビジョンと自らの人生

  • 子どもたちとの交流ができない「スタッフ」を選んだ理由

以上の5つのテーマでそれぞれの想いを綴っています。ぜひ、ご覧ください。

▼メンバー目線から感じた僕夏の魅力 〜スタッフ3年 丸橋より〜

この団体を知ったきっかけは些細なことで、同期のTwitterを通して僕らの夏休みProjectの投稿が目に留まったからでした。単純な理由から入会を決めましたが、徐々に「子どもと一緒に笑顔になりたい」と強く思うようになったのを覚えています。1年目の夏のイベントには、私は諸事情で参加できなかったのですが、当日も東京から自分のチームのTwitterを見ていました。楽しそうな交流風景とたくさんの笑顔に、羨ましさも悔しさも感じていたのを覚えています。そこで感じた思いは夏企画が終わっても消えることはなく、むしろ日に日に強くなっていきました。

ようやくやってきた2年目の夏企画。それはもう楽しくてせわしない1週間でした。うまくいかないこともあり、後輩の前で不甲斐ない姿を見せてしまったりもして、未だに戻れるならばやり直したいと思うほどです。

しかし、私はそれが「僕夏の魅力」ではないかと思います。

全力を注いで考えた企画、子どもたちのことを考えた時間。それは決して夏企画本番の3日間にもれなく還元されるわけではありません。どれだけ頑張っても緊張して空回ることがあるし、人によっての価値観や思い・主張は違うのだ、と改めて考えさせられることもあります。でもこれは、頭の中ではわかっていたつもりでも、実際に経験してやっと腑に落ちるものではないでしょうか。

子どもは実験台ではなく、自分と同じ生きた存在だから、そのような経験をする機会は簡単に作れるものではありません。しかし僕夏では、大学生として子どもと正面から向き合える貴重な時間を得ることができます。様々な方と出会い、悔しさも含めて、自分自身も成長できます。

全力で挑めば挑むほど、何にも変えがたい「かけがえのない思い出・経験」を絶対に享受することができるのが僕夏です。これまで10年間活動は続いてきましたが、今後20年30年と続けていくべきプロジェクトだと思っています。ボランティアとして所属していた2年間は、この先もずっと忘れない、特別な思い出です。

▼僕らの夏休みProject担当スタッフとして 〜スタッフ4年 林より〜

よく知人から「僕夏ってどんな活動をしてるの?」と聞かれることがあります。僕夏を数年経験しているメンバーは大抵の場合、この質問をされると少し困ってしまうと思います。なぜなら僕夏を一言だけで説明することは難しいから。「子どもたちに笑顔を届けに行く活動だよ」と答えますが、これだけではあまりに抽象的で真意までは伝わりにくいでしょう。しかし、私はこの抽象性こそ僕夏の醍醐味だと感じます。

というのも、まず、私たちの活動はとても儚いものです。1年のうちたった3日間しか会えません。その3日間は変化が著しい夏の天候に左右されやすく、ここ数年では台風の影響により3日間のうち2日を諦めることもありました。また、私たちが僕夏に何らかの形で関わって下さったご縁のある方々との信頼関係を10年間何よりも大切にして来たのは、信頼関係を一度でも崩してしまうともう活動を諦めざるを得ないからです。子どもたちの人生に関わることを決めた時、そこには大きな責任が伴うと考えています。「活動に『絶対』がないこと」が、僕夏の一つの要素だと思います。

また、私たちの活動では「笑顔を届ける」という目的がありますが、手段については明確に決まっていません。子どもたちに笑顔を届ける方法はどんなことでもよいのです。今年度、コロナウィルスの影響により岩手への移動は自粛せざるを得ませんでした。私たちはこれまで子どもたちと密な環境でふれあいながら活動してきましたが、今のような情勢の中では難しい。しかし私たちの活動の目的は「子どもたちに笑顔を届ける」こと。「方法」は今まで通りにいかなくても、一番大事な「目的」さえ失わなければ、臨機応変に対応することができます。

活動に「絶対」がないことや、活動の手段が一つではないこと。これは私たちメンバー自身が自分たちの手で僕夏を不安定なものにしているのかもしれません。しかし、その不安定さがあるからこそ発揮できる力は、自分たちでも驚いてしまうほどとてつもなく大きいのです。まだ活動環境が今よりもっと不安定で手探りの状態の中、活動を始める時に創設者の佐藤シュンスケが約束した「この活動を最低でも10年は続ける」という言葉。私たちはこの意志に共感し、がむしゃらに走り続けてきました。

子どもたちの笑顔で溢れる社会になることを本気で願い、子どもたちが笑顔になる瞬間を一秒でも多く届けたい。僕夏にはそんな大学生メンバーが関東圏を中心に集まっています。子どもたちと関わる中で、大きな力を得て成長する大学生がいます。未来を担う若者たちの「成長するきっかけ」となる場が、これから先ずっと続いていくように強く願いながら、行動を続けていきたいと思います。

▼スタッフとして描く今後 〜スタッフ3年 酒本より〜

僕夏、そしてことばが掲げるビジョンへのアプローチは様々です。私たち学生スタッフは、理事とともに、いかにメンバーが子どもたちのことを考えられる環境を整えるか、より良い活動に練り上げていくかを考えています。様々な場面で思考と実践が問われ、試行錯誤する一方で、活動10周年を迎え、いよいよ全国の子どもたちへ僕夏を届けようと動き始めるにあたり、今年度の私たちの成果・打ち出した方向性が僕夏の次の10年、ひいてはことばの有る姿を決めると思うと身が引き締まります。

僕は、今後スタッフとして活動する上で「選択肢を提供し続けたい」ということを目標に掲げています。全国の若い方たちへ、僕夏で関わる子どもたちへ。新しい事業の展開や既存事業の改良を通してより多くの「生き方の選択肢」を示すこと。さらに、現在僕夏の最前線で子どもと接しているメンバーにも、一歩引いた視点からことばの活動を紡いでいく「学生スタッフ」という選択肢を提示できたらな、と感じています。内に外に、様々な生き方を見せられる、そんなことばのビジョンにより近い社会を目指してこれからも取り組んで参ります。

▼ビジョンへの想い 〜スタッフ4年 阿部より〜

私たち一般社団法人ことばでは、「自分の人生を1からデザインする楽しさであふれる社会の実現」をビジョンに掲げています。その中で、私自身も「自分の人生」と向き合えるようになったと感じています。

大学入学前は、「誰かの役に立ちたい」という想いから福祉の仕事を志していました。しかし、入学後にことば・僕夏と出会い、子どもたちと交流したり大学生メンバーと意見交換をしたりする中で、自分と向き合う機会を多く得ました。

以前「どんな子どもたちにどんな笑顔を届けたいか」についてメンバーとワークをした際、初めて「自分がなぜ誰かの役に立ちたいのか」という本質的な問いにぶつかりました。そこでこれまでの人生を振り返ると、様々な人に支えられて生きてきたこと、感謝されたり笑顔を向けられたりした時に自分自身も明るい気分になることなど、様々なきっかけがあることに気がつきました。今では、きっと「そのしあわせな気持ちを連鎖して繋げていきたい」という想いが、子どもたちに届けたいものであって、私自身も求めているものだろうと思っています。

その気づきを得た後は、福祉職に限定せず幅広く将来を考えられるようになり、周りの意見に流されず自らの意見をもてるようにもなりました。また、子どもたちにも「自分の人生を選び取って欲しい」と考え、その子自身の良さを引き出して一緒に育てていけるような接し方を意識するようになりました。

将来の選択肢を増やすこと、少しずつ自信に繋げていくことを、子どもたちに届けつつその価値を大学生も実感できる。その連鎖を作り続けながら、今後もビジョンに向かって全力で突き進んでいきます。

▼子どもと会えない「スタッフ」という立場を選んだ理由 〜スタッフ4年 井上より〜

私がスタッフとして活動する道を選んだ理由は、より多くの子どもたちと関わるために活動の基盤を整え、未来について考えていきたいと思ったからです。私は1年目に子どもとの交流を通して、僕夏が好きになり、もっと僕夏の内部に関わりたいと思いました。それにより、2年生では支部長、3年生では副実行委員長、そして4年生では学生スタッフと様々な立場を経験しています。自分の中で「同じところに居続けるよりもいろんな視点から活動を見てみたい」という想いがあったために、毎年違う役職を選びました。活動全体を見渡し、常に未来志向で考えるこの立場を選んだことで、子どもたちとの交流だけでなく、支援者の方々や事務局、現地の方々、保護者など多くの人に支えられていることが知ることができました。

それでもやはり子どもたちに会えないと見えなくなってしまう側面もあると思い、スタッフとしてことば全体に携わる傍ら、学童のアルバイトを続けています。子どもと直接的に関わる視点を忘れず、新たな立場でも挑戦することで、幅広い学びを得ているという実感があります。

最後までご覧いただきありがとうございます。今後とも、僕らの夏休みProject、一般社団法人ことばをどうぞよろしくお願い致します。


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代表:佐藤シュンスケ

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