事業の目的
「人と人をつないで、こどもたちに笑顔を」それがファミリー・サポート・センターの願いです。
子どもの最善の利益を考えながら
”子育てを助けて”と言える社会
そして、子どもにとっても、第2の家族のようなそんな居場所をつくりたい
そんな思いで取り組んでいます。
これまでの活動
1999年に徳島ファミサポが誕生、2015年には県下全域でファミサポが設置。
2016年には板野東部ファミサポで、2017年では徳島ファミサポにおいてファミサポの第2ステージである『病児・病後児預かり業務』が開始。
2015年3月「ハートフルゆめ基金とくしま」では経済的にファミサポ利用が難しいご家庭に対して『ファミサポ利用支援子育て基金』を創設。1時間500円の補助で1年間15,000円(子ども1人当たり)まで利用可能
2015年12月 NPO法人あわ・みらい創生社より『エシカル消費&CSRで子育て基金』40万円が寄付されました。以後毎年寄付金をいただき、2016年度より阿波市ファミサポで運用。
2019年9月 とくしまエシカルネットワーク美馬より『エシカル基金』10万円が寄付されました。以後毎年寄付金をいただき、2020年度より運用。
2022年7月 海陽町でファミサポ補助始まる。依頼会員に200円(生活困窮家庭と転入3年以内は400円)、提供会員に100円。
これまでの事業成果
■ファミサポ利用支援子育て基金(2015年度~2021年度)
寄付金額 2,194,997円 助成金額 282,600円
■エシカル基金
阿波市(2017年度~2021年度)
寄付金額 846,600円 助成金額 531,730円
美馬市(2019年度~2021年度)
寄付金額 200,000円 助成金額 99,900円
事業の必要経費
ファミリー・サポート・センター(通称ファミサポ)は、育児を助けてほしいパパ・ママを依頼会員、応援してくれる人を提供会員と言います。お互いが会員登録し、1時間700円(土日休日は800円)で行う相互援助活動です。
1時間700円という金額は、子ども一人をお預かりするには決して高くない金額です。
しかし、預けたくても、経済的に難しく、それがネグレクトと呼ばれてしまうことさえあります。また、最低賃金が855円の今、命を預かる値段としては有償ボランティアといえども安い金額です。
提供会員は、助けてあげたいという想いだけで取り組んでくれています。そのご厚意にいつまでも甘えてばかりはいられません。
現在、経済的にファミサポ利用が難しいご家庭に対しては年間30時間(こども1人あたり15,000円)の補助が受けられるよう基金を創設したり、一部の地域のファミサポにおいてはNPOや行政の支援があります。
そこで、すべてのご家庭において、提供会員には100円/時間の補助、依頼会員には200円/時間の補助をしたいと考えています。
年間19,700時間(算定に基づく)のうち、提供会員19,200時間×100円=1,920,000円、依頼会員には18,000時間×200円=3,600,000円、合計5,520,000円あれば、すべてのファミサポで会員への補助が整います。
ぜひ、みなさんの力で、子どもたちが健やかに育つお手伝いをお願いします。