私たちの取り組む課題
①ジェンダー平等社会に向けて、男性の意識と生活スタイルを見直すとともに、男性自身のより良いウェルビーイングを目ざします。
②男性の視点から職場におけるハラスメント防止を進め、DE&Iの推進に寄与します。
③男性のより良いコミュニケーション能力の発揮と家庭・地域・職場の心理的安全性の確立に向けて行動します。
④DV・性暴力防止に向けて、加害者にも傍観者にも被害者にもならないよう、男性への働きかけを推進します。
⑤男性に欠けていることの多いケアの視点(自他の身体・生命・気持ちへの配慮)確立に向けての啓発を進め、家事・育児を含む男性のケア実践に向けて活動を展開していきます。
⑥男性対象のジェンダー平等政策推進に向けて積極的に政策提言を行います。
なぜこの課題に取り組むか
ジェンダー平等の実現は、今や社会にとって喫緊の課題。SDGs(持続可能な開発目標)の一つにも掲げられている通り、ジェンダー平等は、最重要の人権課題であると同時に、社会が持続可能に発展するためにも不可欠の課題。急速な情報化を伴う産業構造の変化や労働力人口の減少を背景に、従来の男性優位と性別役割分業の体制では社会が成り立たなくなりつつあります。
多くの男性が、ジェンダー問題を女性の問題とみなし、関心を持たず敬遠しがちでした。しかし、女性が直面する暴力や差別など多くの問題が、男性との関係性から生じています。男性の変化が、ジェンダー平等のカギを握ります。
ジェンダー不平等のもとで根強い、旧来の男らしさの価値観に苦しむ男性も少なくありません。ジェンダー平等は男性の生きづらさの解消にもつながります。
今まさに、男性が、ジェンダー平等を自分事として受け止め、その実現に向けて自ら変化することが求められています。そうした男性たちのサポートに、私たちは取り組みます。
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