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年間150万人、1日4000人の子どもたちが、ワクチンがあれば防げる病気で命を落としています。開発途上国の子どもたちへワクチンを援助して、感染症から命を守る活動を行います。

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私たちの取り組む課題

年間150万人、1日4000人の子どもたちが、ワクチンがあれば防げる病気で命を落としています。その中心となるアフリカでは2000万人もの乳児が予防接種を受けられずにいます。私たちは、状況がもっとも深刻なアフリカの中でも、特にマダガスカルの子どもたちを主に、ワクチンを中心に必要な保健医療全般を援助します。

先進国では、乳児期から学齢期に学校や病院で予防接種を受けて病気から守られ、大人へ成長します。しかし世界には、予防接種を受けることができない子どもたちが大勢います。

世界こどもワクチン基金は、開発途上国の子どもたちへワクチンを中心に保健医療全般を援助する国際協力団体です。子どもたちを命を病気や感染症から守る活動を行っています。


なぜこの課題に取り組むか

​マダガスカルの子どもたち

1160万人の子どもたちが1日1.9ドル以下で生活

  • マダガスカルには約1400万人の子どもがいます。そのうち940万人の子どもたちが多面的な貧困の中で暮らしています。 


  • 世界銀行とユニセフの共同研究によると、82.9%(1160万人)は、生活に必要な物を購入できる最低限の収入以下である、1日あたり1.90米ドル未満で生活しています。これは、南スーダンに次ぐ世界で2番目に高い割合です。


  • covid-19パンデミック前の予防接種率がすでに低いため、国の南部が最も深刻です。予防接種を受けていない子どもたちの割合は、首都アンタナナリボの35.7%に対して、南部トゥリアラでは68.4%にものぼります。


  • 子どもたちは、COVID-19の影響を直接受けなくても、封じ込め措置や、パンデミックによって引き起こされる経済危機に大きく苦しむ可能性があります。


  • 電気がある世帯の子どもは3人に1人未満で、インターネットにアクセスできるのは10人に1人です。アクセスに関しても大きな地域格差があります。たとえば最も南の地域のアンドロワでは、子どもたちの7%だけが電気がある世帯で、インターネットにアクセスできるのは2%未満です。

寄付金の使い道

子どもたちの命を守るワクチンは安価です

ポリオワクチンはわずか20円、100円で5人の子どもの命を守れます。

ポリオワクチン(小児まひ) 約20円

MMR(はしか、おたふくかぜ、風疹) 約150円

BCG(結核) 約20円

MR(はしか、風疹) 約70円

DPT(ジフテリア、百日咳、破傷風) 約20円

五価ワクチン(DPT+B型肝炎+Hib) 約125円

注射器 約5円

※1USドル=104.05円/2020年12月時点(金額は為替レートなどの影響により毎年変動します。

一般社団法人

世界こどもワクチン基金

〒1050013

東京都港区浜松町2-2-15浜松町ダイヤビル2F

https://www.wcvf-jp.org

代表:後藤慎治

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