私たちの取り組む課題



小田原のまちで、親子・こどもと地域の人をつなぐ活動です
わってらかは、子育て中の5人が小田原で出会い、2021年に活動を始めました。
お寺、ゲストハウス、教会などの地域の場を借りて、誰でも参加できる「親子のあそび場」などを開催。
多世代の方が活動に関わってくださり、こどもと大人のタテ・ヨコ・ナナメの豊かなつながり、暮らしの安心を育んできました。
2024年10月、「孤立しがちな方がもっと気軽に来られる常設の場をつくりたい」との思いで、
親子と地域の人が出会える「まちの居場所カフェわってらか」をオープンしました。
わってらかで目指すこと
「小田原のまちで、子育てと暮らしを安心で楽しく」
子育て中の方、こども、多世代の方がやわらかくつながり、こどもも大人ももっともっと安心で楽しく暮らせる地域を目指します。
小田原は、東京からのアクセスが良く、豊かな自然・文化に恵まれた環境で、移住してくる方が多いエリア。
一方で、移住などで知り合いのいない地域で孤独な子育てをする人も多く、これまでの活動でも「育児がしんどい」「つながりがもてない」という方とも出会ってきました。
子育て中の女性の7割が、子育て中に「孤独・孤立」を感じた経験があるという調査結果があります。
(地域コミュニティアプリ「ピアッザ」調査)
小田原は、知り合いのいない地域で孤独な子育てをする人は、全国調査の結果以上に多いように思います。
わってらか代表の五十嵐、活動メンバーも、孤独な育児などを経験し、「子育ての孤立をなくし、つながりをつくりたい」「こどもの成長を見守りたい」「小田原暮らしを楽しみみたい」
それぞれの思いを形にし、力を発揮しながらこの居場所づくりに取り組んでいます。
地域の方が様々な形で居場所づくりを支えてくださっています。
そして、これまでにクラウドファンディングなどご寄付で、多くの皆さまからご支援をいただいてきました。心よりお礼を申し上げます。
「まちの居場所カフェわってらか」はこんなところです
「まちの居場所カフェわってらか」は、十字町商店会の歴史資料館「ヒストリア」だった場を引き継いで賃借し、
自分たちで壁塗りや床貼りなどの改修。
たくさんの方とともに居場所づくりをして、2024年10月にオープンしました!!
①いつでも気軽に。親子と多世代の「まちの居場所」
遊び場のあるコミュニティカフェ、お弁当などのお楽しみ出店など。
親子、地域の方がゆるやかにつながる場となっています。
②子育てに安心を。思い思いに過ごせるあそび場。
産後間もない親子が過ごせる「おやこひろば」、放課後などにこどもが思い思いに自由に遊べる「こどもあそび」などを行っています。
③好きや得意をシェア!小田原暮らしを楽しむ
手づくり品販売やワークショップなど、地域の方が得意なことを持ち寄りシェアすることで楽しみが広がります。
子育てや地域情報、小田原のまちのご案内なども行っています。
なぜこの課題に取り組むか



これまでに実現してきたこと
・常設のまちの居場所をオープンしたことで、日々、こどもも大人もより多くの方が気軽に立ち寄ってくれるようになっています。
(来訪者が延べ200人以上の月もあります)
・0歳児の親子、一人での初来店、越してきた移住者も多く来てくれます。繰り返し来訪される方も多く、こどもも大人もこの場・人に親しみながら過ごしています。
・こどもは、遊びや本コーナー、駄菓子屋さんなどを楽しみに。学校に行きづらいこども、育児に悩んでいる親子なども来てくれて、関わり合いを育んでいます。
・得意をシェアする作品コーナーは、「してみたい」を実現する後押しになり、地域に暮らす方々の楽しみの場ともなっています。
・多様な関わりの方が居合わせ、出会いが日々生まれています。緩やかなつながりから、こどもの見守り、育児の悩み相談、楽しい企画など、こどもと大人の暮らしの安心や楽しみが生まれています。
これからさらに取組みたいこと
・こどもと大人のつながる「居場所」としての充実
皆さんの力をいただいてきたこの場が、子育て中の方と地域の方とがつながり、家庭や学校外で自分らしく過ごせる居場所となるよう、更に充実させていきます。「親子・こどものあそび場」などの活動を広げていきます。
・地域の一人一人の力をより発揮できる場づくり
得意をシェアする機会を拡充し、より多くの方の希望をかなえられる場にしていきたいと考えています。
また、わってらかの日々の運営においても、世代を越えて多くの方に、これまでの経験や希望に照らして自分の力を発揮していただくことで、その方のやりがいを提供するとともに、私たちの活動もより長期的に充実させていきます。
支援金の使い道



、ご支援いただいた寄付金は、以下のために使わせていただきます。
・こどもと大人のつながりが広がる場としての充実
「おやこひろば」「こどもあそび」の開催などの居場所の充実のための経費
・地域の一人一人の力をより発揮できる場づくり
得意をシェアし、多くの方が力を発揮する場としての運営基盤づくりの経費
この取り組みを通して、小田原での子育てと暮らしをもっと安心で楽しいものにしていけるよう、そして地域での子育て・こどもを見守り、小田原で育つ子どもたちのあたたかい未来につながるものとなるよう、どうぞ力をお寄せいただきますようお願いいたします。