私たちの取り組む課題

家族のケアを経験した子ども・若者の中には、周囲に同じ経験をした人がおらず、悩みや不安を一人で抱え続けている人が少なくありません。
特に、18歳を超えた若者への支援や居場所は限られており、「誰にも話せない」「相談できる人がいない」と感じながら日々を過ごしている人もいます。
私たちは、そうした当事者が同じ経験を持つ仲間と出会い、自分に合った居場所や支えを選べる社会が必要だと考えています。
わたげミーティングは、メンタルヘルス問題を持つ家族のもとで育った当事者が、「こんな場所がほしい」という想いから立ち上げました。
「家族だから頑張るしかない」「自分が我慢するしかない」。
そんな思いを抱えながら生きるのではなく、一人ひとりが自分自身の人生を大切にし、その人らしく生きていける社会を目指して活動しています。
なぜこの課題に取り組むか



家族のケアを担う子ども・若者は、同じ経験を持つ仲間と出会う機会が少なく、孤立や生きづらさを抱えやすい状況にあります。また、その存在や困難は周囲から見えにくく、必要な理解や支援につながりにくいという課題があります。特に地方では、資源の乏しさから、当事者が安心して過ごせる居場所や交流の機会が限られています。
さらには、家族のケアを担う若者ケアラーを対象とした支援は十分に整備されておらず、「18歳の壁」によって孤立してしまう人も少なくありません。そのため、「自分だけが悩んでいる」「相談できる相手がいない」と感じながら過ごしている子ども・若者の立場の人たちも少なくありません。
また、進学・就職・一人暮らしなど、人生の大きな転機と家族のケアが重なる時期でもあり、周囲に相談できず、悩みを一人で抱え込むことがあります。
私たちは、家族のケア経験をもつ若者が、これからの人生について考え、同じ経験をもつ仲間と出会い、つながる機会を持つことが重要であると考えています。
また、家族のケア経験が将来に生きる力や価値へとつなげていくことのできるよう活動を行っています。
支援金の使い道



家族のケアを経験したことがある子ども・若者の立場が「出会い、つながる」ためのつどいの運営
教育関係者・保健医療福祉専門職を主対象としたケア経験のある子ども・若者の立場について学ぶ「学びの場」の運営
地域社会への普及啓発活動
など筆頭とした「わたげミーティング」の事業や日々の活動に必要な用途に活用させていただきます

