私たちの取り組む課題
札幌市の隣にある小さな町、当別町では、豊かな自然と都会へのアクセスの良さから移住者が増加しています。
小さな町ながらも社会福祉法人運営の認定こども園・子育て支援センターや、共生型地域福祉ターミナルもあり、子育てや地域福祉に力を入れています。
その一方で、人口増加によりニーズも多様化していると考えます。
「仕事や妊娠出産、冠婚葬祭以外の事由でこどもを預けてリフレッシュしたい!」
「フラッと気軽に立ち寄って話をしに行きたい」
「地域のお店や個人の活動を知りたい」
「誰かにこどもを見てもらって保護者同士でランチや飲み会、打合せをしたい」
「こどもがいると在宅ワークや書類書き、履歴書作成に集中できない」
という子育て世代のご要望だけではなく、
「自分の活動を周知してもらいたい」
「1日だけお店を開いてみたい」
「自分の絵や写真をギャラリーとして展示してみたい」
「昔のおもちゃや遊びを今の子どもにも伝えたい」
「愚痴をだれかに聞いてもらいたい」
「近所のあの人、ちょっと心配…」
「起業してみたいけど何から始めればいいの?」
「スマホの使い方がわからない」
…と、地域で暮らしている方々には様々な希望や悩みがあることと存じます。
この拠点を通して、最初の一歩が踏み出せない方と「ちょっとした困りごと」を一緒に考える、そんな場所にしたいです。
また、多世代交流の場ができると、地域の知り合いが増える=いざという時誰かに頼れるという安心感に繋がると考えます。
子育て世代への支援を入口とし、全町民の「困ったな」「退屈だな」「あ、わくもふ行ってみようか」と気軽に立ち寄っていただくことがわくもふのいえの目標です。
なぜこの課題に取り組むか
この団体を立ち上げたきっかけは、私自身が子育てで日中の居場所に困っていたからです。
現在はコロナが落ち着き規制が緩和され、町主導の子育て支援センター2か所も予約不要になり、午前9時~午後14時までの開所となりました。
しかし、保護者が就労している小学生は放課後にプレイハウスを利用できますが、その他の小学生は放課後の遊び場所がなかなかありません。
緑豊かな地域なので公園はたくさんありますが、冬季はこどもが遊ぶ場所が限られています。
都会の方からすると「冬は雪遊びをすればいいじゃないか」と思うかもしれませんが、雪遊びができるほど天気が良い日は少なく、除雪に追われている家庭が多数です。
完全なホワイトアウトになる日も多々あるため、外に出られず閉塞感を感じてしまう親子や小学生が多いのが現状です。
そこで、空き店舗のスナックをリノベーションし、地元の自家焙煎珈琲屋さんと協力し、週に1度の親子カフェ、月に1度のこども食堂を行っています。
さらに事業をやりたい人々、ハンドメイド作品を販売したい人、チラシを置いてほしい企業、1日だけスペースを借りたい…など、地域のニーズに合わせた柔軟な居場所を設けることで、子育て・起業・生活における困りごとを少しでも解消していきたいです。
寄付金の使い道
このたび、皆様からの応援で無事にNPO法人化をすることができました。
立ち上げたばかりのため活動実績が少なく、運営費が心もとないため活動を続けていくには皆さんのご寄付が必要です。
ご寄付をいただいた際には、
・拠点となる場所の改修費(エアコン設置・その他リフォーム費用)・家賃光熱費
・イベント時の活動費
・こどもが安心して遊ぶためのおもちゃ、消耗品
・こども食堂の食材費
・障がいやLGBTQなどの当事者会開催費
・チラシの印刷、郵送、サーバー維持費
などにに充当いたします。
もちろんご寄付に頼るつもりはなく、日々運営に努めますが、皆様のご協力が、地域活性化・子育て世代の安心への第一歩に繋がります。
具体例を挙げますと…
300円のご寄付で...ぬりえ、おりがみなどの文房具が買えます。
500円のご寄付で..1日分のこども食堂の保険料が払えます。
1000円のご寄付で...こども食堂1回分の野菜が買えます。すこし特別な製作あそびができます。
3000円のご寄付で...こどもの知育おもちゃ、こども食堂の1回分の材料費になります。
5000円のご寄付で..こども食堂2回分の開催費が賄えます。10人分のボランティア保険が払えます。
この金額以上のご寄付も大歓迎です^^
対価を伴うお礼はできかねますが、直筆の感謝のお手紙やSNSで個人や企業の活動を紹介させていただきたく存じます。
未熟な私たちですが、どうぞよろしくお願いいたします。