私たちの取り組む課題
当団体は20年以上、犬の訓練に携わってきた代表が様々な人たちと出会い、そして犬猫たちと出会うことが出来たおかげで
今まで仕事ができた感謝を込めて、今後はその犬猫に恩返しすべく2019年より始動した保護団体VariousColorsです。
犬猫の保護活動について
・殺処分の可能性が一番高く、譲渡出来る可能性が一番低いとされる攻撃性が高い犬。しかもこの犬達が元々は飼い主が居たケースがあると考えると非常に心が痛い。
そんな犬達を優先に保護活動を行い、その行動を回復させることを目標に訓練を施し、少なくとも殺処分ではなく生きる場所を提供することが人
がやるべき最低限な事だと判断し活動を続けています。
・猫については将来、人の管理下のもと暮らしていけるように保護を続け不妊去勢手術を行い野良猫の数が増えないようにすることを目標に活動し
ています。
地域猫にすることも含め、それらを基本活動としながらしっかりと猫が一家族のもとで保護または飼育して貰えるように保護活動を続けていま
す。今後は病気を伴う猫たちも保護できる環境作りを検討しています。
なぜこの課題に取り組むか
■殺処分まで追い込まれてしまう3つの理由
Aそもそも保護される犬・猫の数が多すぎる
B病気や高齢で引き取り手が見つかりづらい
C攻撃性が高く、人に危害を加えてしまう
■上記理由より殺処分を無くすために我々団体が目指すもの
理由A・Bに対する対策として里親を見つけ出すだけでなく皆様一人一人(一家族ごと)が自宅で保護できる様に、自宅保護に対する知識・技術・不安などに当団体が窓口となりサポート体勢を整えてあげることで犬猫を飼うといった認識の中に各ご家庭で保護するといった認識を当たり前にしていきたいです。
結果これが将来的に、考え薄いまま新規で仔犬をペットショップやブリーダーより犬を購入する機会を考え直す良い結果にもつながればと考えています。
理由B・Cに対する対策としては、より専門性が高まるために保護施設の存在は必須です。そして特殊な犬・猫を管理する職員への教育が必要です。
しかし、現状ではただ犬が好き!猫が好き!といっただけでは、それら犬や猫の管理には不十分なことがあるのです。
特に攻撃性が高いと判断された場合は、その犬の飼育をして訓練を施し正しい道へと導いていくには職員の教育が一番大事です。結果ここを失敗してしまい、また人を襲ってしまえば殺処分を免れない事態になります。
このように「殺処分ゼロ」や「保護する」とは言ってもただペットをお世話すればいいといった話ではありません。
ですから、この現状で保護施設がやるべき事は
①里親様に安心して譲渡できる状態にまで犬・猫をケアすること
②そして譲渡後の里親様へのサポート(知識・技術・不安の解消)までも含めること
③自宅保護希望者への窓口となること(その仕組みづくりと運営)
④攻撃的な犬または高齢・病気の動物ともなればより専門的な知識や技術が必要。その為の職員を作り上げていくこと。
そのほか、上記内容への取り組みから
皆様の愛犬・愛猫を救うことにもつながる輸血への可能性
高齢者の方でも犬・猫とともに暮らすことを応援できる可能性
など、保護犬・猫が将来人間社会と、より密につながりが持てるように行き場を失った犬・猫の活躍の場を広げていきたいと考えています。
どうぞ皆様、お力添えをよろしくお願いします。
寄付金の使い道
●保護する(自宅保護、施設内保護)上で必要となる最低限生活費
ご飯類、トイレ関連、シャンプーなどケア、水道光熱費など
●保護中にかかる医療費(定期的)
ワクチン関連、不妊去勢手術、フィラリア予防など
●保護中にかかる医療費(突発的)
それぞれ病気に対する治療費用
●猫については不妊去勢手術(地域猫)
※状況内容含め団体運営費に使用します。